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サマポケのイメージビジュアルについて考察をするゾ

さて整理しよう
夜の山奥をひとり灯りを手にして歩いている…先にはまだまだ道のりが続いていることがわかる。
服装は、学校の制服ですわね。おや…?
何を見つけたのか、後ろを振り返っている絵ですわね。


まあ彼女との諸々の出来事は、「夜」が多いから、自然イメージビジュアルもそうなるのは理解できる。
ただまあ、ほかに意味を求めるとしたら…上空に浮かぶ月ですね。
半月となっております。まん丸のお月様の半分だね。あれ、半分…片割れ…。意外にもこの月は、蒼ちゃんという人物を語るうえで外せないファクターを示していた。
進行方向を見ても、月の方向に歩みを進めていたっぽいんだよね。だから、このあたりを見ると、「半月」をモチーフにした何かを、夜に求めているんだよね。わかりやすいね。

さて、画面に時々浮遊している蛍みたいな火の玉、これなんだろうね。
多分「蝶」のことなんだろうけど、蝶が描かれていない。これはネタバレ配慮ということで蝶にしてないのかな?不思議だね。ここは正直これ以上のことは思わんかった。

服装が制服なのは気になるんだよね。というのも、作中で彼女がこういう場所にいるときって、だいたい、儀礼用の服装なんだよね。それがイメージビジュアルになって制服になってるということは…。
「制服」はおそらく「日常」を示しているで。
普段通り、いつも通り、普通の生活…ということや。その制服を着て夜中の山で何かを探す…ということは、彼女にとってこの〔普通の感覚ではある意味異常事態の)夜歩きは、日常茶飯事…当たり前であることを意味しているで。なんで当たり前なんやろなあーそれはプレイしてみんとわからんなあ。一体彼女は、この夜になにを探してさまようのか?プレイすればわかる。

さてポーズにも言及していこう。
振り返っているポーズは、まずその直前は前を向いていたということを意味しているで。そこから、何かを見つけたり、気をひかれたり、呼ばれて見てみたり…いろいろな解釈はあるが、とにかく「後ろ」には決して無視できなかった「何か」があるんや。
手に持った小さな灯火、言ってしまえば頼りないが、煌々と輝くそれは彼女にとって「根拠があって」「こうすればいい」という確固たる望みをイメージしているで。しかしそれを頼りにしていった先にはまだまだながい道のりが続いているんだよね。イメージビジュアルの中にも、ごくわずかな大きさで先の道が描かれているが、それがゴールであるかも定かではない。

さてそんな彼女はどうして振り返ったんだろうね?
振り返る…と聞くと、「過去」というキーワードが想起される。今でも未来でもないんだよね。
おそらく彼女のキービジュアルで「振り返る」ポーズをさせたのは、彼女のルートにおいて、「過去」が非常に大事になってくるんだぞというメッセージだと思うんだよな。
さあそんな彼女の過去といえば…決して忘れられない出来事がありましたね。プレイすればわかる。
ここまで書いてて思ったけど、「過去」という言葉っておそらく「記憶」という言葉と非常に近い意味を持ってると思うんよな。こちらも彼女にとって切っても切り離せない大事な要素となっております。この辺詳しく書くと超ネタバレな。

見れば見るほどいろいろな意味がちりばめられていて、個別にルートをクリアした後に見てみるといろいろと発見がありそうですわね。


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