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第7回 3代目 25クイーンセイコー

3代目クイーンセイコーの大きな特徴は搭載するムーブメントにあります。
初代は6型に始まり2代目は5型、そして3代目はより大径の7型となりました。Cal2519は大型になったことにより基盤、輪列配置、テンプ等の全てのパーツが最新技術により再設計されることとなりました。
その性能は婦人機最高機種に相応しく、後のCal2539、Cal2559とへと引き継がれる名機の誕生となりました。
3代目クイーンセイコーも2代目と同じく初期型Cal2519A・後期型Cal2519Bがあり、初期型には裏蓋に王冠マークがありますが後期型にはありません。
現在のところ5機種、2519-0010 2519-0050 2519-0052 2519-0060 2519-0062 文字盤違いを含めると6機種が確認できていますが、他にも存在するかもしれません。
文字盤には「Queen Seiko」の文字はありませんが、婦人機最高機種としてしっかりと進化を続けています。


手前から2519-0010 2519-0050 2519-0050(文字盤違い) 2519-0052 2519-0060 2519-0062
裏側
Cal2519ムーブメント