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第9回 5代目 25クイーンセイコー

5代目 25クイーンセイコー(Cal2559)は1968年に販売開始されました。
19グランドセイコー(19GS)が発売された年と重なります。

世の中では、高級機=ハイビートという流れがあり、5代目クイーンセイコーもクイーンセイコー史上初のハイビート機となりました。
ムーブメントはCal2519に微動緩急針を備えハイビート化したCal2559となります。
素晴らしい時計でしたが、タイミング的に19グランドセイコーの陰に隠れてしまった感は否めないような気がします。

現在確認している初期バリエーションはケース2種類、文字盤は2種類の下記画像にある3機種です。その後ムーブメントCal2559は、その優秀さゆえに男性用ドレスウォッチやレディースのセイコーホワイトに採用されていくようになりました。Cal2559を採用したセイコーホワイトは次回ブログでご紹介します。

両端は同一ケース文字盤違い、真ん中は一回り大きなケース仕様となっています。

Cal2559・24石のムーブメント