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【初心者向け】FL StudioでLofi Hip Hopを作る際に役立つプラグイン

FL StudioでLofi Hip Hopを作る際に役立つプラグインを、エフェクト系と音源系に分けてご紹介します!これらのプラグインは、Lofi特有のノスタルジックで温かみのある雰囲気を簡単に演出できます。

エフェクト系プラグイン(サウンドの質感を加工する)

1. Fruity Love Philter

FL Studio内蔵のマルチフィルター。Lofiに欠かせないローパスフィルターで音を「こもらせる」効果を加えたり、リズミックなフィルターの動きを作るのに使えます。

2. Fruity Reeverb 2

リバーブを使うことで、空間的な広がりを演出できます。Lofiでは「控えめなリバーブ」を設定し、音に暖かみや奥行きを加えると効果的。

3. Fruity Delay 3

テープディレイ風のエフェクトが可能。タイム感を少し揺らしたり、エコーを加えてビンテージ感を演出します。

4. RC-20 Retro Color(サードパーティ)

Lofi制作に定番のエフェクトプラグイン。レコードノイズやワウ&フラッター(音揺れ)などの「レトロな質感」を簡単に追加できます。

5. iZotope Vinyl(無料プラグイン)

レコードノイズやワウ(音の揺れ)をシミュレートするエフェクト。無料ながらLofiトラックの雰囲気作りに最適。

6. Fruity Slicer

FL Studio標準のサンプラー。チョップしたサンプルを細かく再生して、ヒップホップらしいサンプリング感を出せます。

音源系プラグイン(メロディやコードに使う)

1. FL Keys(内蔵)

Lofiらしいシンプルなピアノ音源。音を少し加工(フィルターやリバーブを加える)すると、柔らかくビンテージ感のあるピアノサウンドが作れます。

2. Flex(内蔵)

無料で使える多目的音源。柔らかいパッド音やエレクトリックピアノ系のプリセットがLofiにぴったりです。

3. Lounge Lizard EP-4(サードパーティ)

エレクトリックピアノ専用のプラグイン。ローデシアやウーリッツァー系の音でLofi感を強調できます。

4. LABS by Spitfire Audio(無料プラグイン)

無料ながら高品質な音源を提供。特に「Soft Piano」や「Strings」プリセットは、Lofi Hip Hopに最適。

5. SerumまたはVital

シンセサイザー音源で、シンプルなパッドやベースを作成できます。細かい音作りが可能。

6. Kontakt(Native Instruments)

多くのライブラリが利用可能で、ジャズピアノやストリングスなど、Lofi向けのサウンドにぴったりな素材がたくさんあります。

サウンドデザインのヒント

• 質感を加工する:内蔵プラグイン(EQ、コンプレッサー)で音を削ってこもらせる。
• ノイズを加える:雨音、レコードノイズ、街の雑音をサンプルとしてトラックに重ねると雰囲気アップ。
• ピッチを揺らす:RC-20やiZotope Vinylの「ワウ&フラッター」を使うとビンテージ感が出ます。

FL Studio内蔵のプラグインだけでも十分Lofiトラックを作れますが、サードパーティ製を加えるとさらに幅広い表現が可能です!

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