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探さないでください
SNSをやっていると迷うのが、どこまで公開するか問題。
あまり晒しちゃって身バレするのは嫌だなあ。特に会社連中には。本人のいないところでこっそり回覧したりする、何のデリカシーも無い輩がいますので。
とか言ってる垣間から、友人の演奏動画(四分割の同時演奏動画)にベースで出演することになりました。
急なオファーをもらったんですが、こちとら平日はシン・鬼ヶ島で戦っているので、空き時間に課題曲を聴いて覚えて、一時帰省したら運指の確認して撮影準備(部屋が荒れてたので片付けから)というバタバタな感じでしたが、簡単な曲だったというのもあり、サクッと提出することが出来ました。床屋も行った。この後編集されて、何分割かの動画の1コマとして組み込まれる予定。こういうマメな人が一人いると助かるんだよね。
音楽を趣味としてやっていると、一つのピークとして「人前で演奏する」っていうのがある。現在こそスマホが普及したりして誰もがカメラを持ち歩く時代だけど、衆人にガン見されながら演奏するのって緊張であったり興奮であったり、そういうものを一旦乗り越えなくちゃいけない。おれの場合は今だに緊張はするけれど、ステージに立つと何か違う感情が降りてきて、実はあまりガチガチには緊張しない、というのが分かってきた。ただ、それでもベストな演奏を再現出来るのはなかなか難しいので、上手く行った時の感激はひとしおだ。
それがカメラとなると話は別で、1ステージで1回間違えたなんていうのはアマチュアレベルからすると「まいっか」で済ませるレベルなんだけど、動画ではそれが一生残ってしまう。ビデオカメラが入った時点で、完璧を求められてしまうのだ。
おれは完璧という言葉がどうしても好きになれなくて、仕事でもそれ以外でも、完璧という言い方をなるべくしないようにしている。音楽にすると、完璧だとか、正解不正解っていうのはあまり無いはずで、せいぜい上手く出来たとか、もうちょいだったねとか。完璧という言葉には何か、絶対間違えるなよというような(音楽においてミスだけが間違いではないのだが)揚げ足取りのための決め文句の響きがある。だからおれが時々口にする「完璧」は相当レンジが広いか、誰かか何かに皮肉を込めて(笑いを誘う場面で)言ったりする。ちょっと過敏になっているのかもしれないけど。
そもそも自分でも分かっているんだけど、おれは完璧さから常に逃げている。大体出来たところで飽きてしまう。姓名判断当たってるじゃんwww
だって80%くらいから上げていくのって辛いし退屈じゃん。
ハイ出来た〜次次。
そういう人間です。
・・・。
なんか言い訳がましくなっちゃったけど、今回の動画はちゃんとやりました。自分メインじゃなくて友人に提供するやつだから余計頑張って、5テイク以上撮り直したし。
90点ってとこかな(少な)
だから恥ずかしいから探さないでください。