ウルトラマンヒカリ体重軽すぎ問題
はじめに
ウルトラマンの身長や体重などのデータを眺めていてふと思ったことがある。
ヒカリの体重が軽すぎないか?と。
ただでさえ二次創作やネタツイートなどで徹夜ネタがみられるイメージがある上に体重まで軽いとなると、本格的に健康面が心配になってくる。
そこで、本当に軽いのかどうか比較、検証してみた。
基本スペック
身長 50m(ミクロ化可)
体重 3万5千t
最大飛行速度 マッハ10
出身地 M78星雲・光の国
初登場年度 2006年
登場作品 ウルトラマンメビウス
(円谷プロ公式HPより引用)
上記がヒカリのプロフィールである。
正直これだけ見ても人間とスケールが違いすぎてピンとは来ないので、他のウルトラマンと比較して見てみることにする。
同身長のウルトラマンとの比較
まずは、同じ身長のウルトラマンに比べて体重がどうなのか比較してみる。
身長50mのウルトラマンとその体重は以下の通り。
アストラ 4万9千t
80 4万4千t
ガイア 4万2千t
レジェンド 5万t
オーブ 5万t
タイガ 4万t
ぶっちぎりでワーストである。
アストラはL77星出身、ガイアやレジェンド、オーブに関しては別宇宙ということもあり単純比較できないかもしれないが、同じM78星雲出身の80やタイガと比較しても軽く、4万tを割っているのはヒカリだけという結果に。
これだけでも十分ヒカリがいかに体重が軽いかはわかるかとは思うが、別の視点でも比較してみたい。
散布図による比較
公式HPおよびTwitter、書籍などで公表されているウルトラマンの身長と体重を散布図にまとめてみた。赤で囲っている点がヒカリである。
これを見ると、散布図の帯の中では一番下に来ているものの大きく外れているという程でもないのがわかる。つまり、平均よりは下であるが、外れ値というほど低い数字でもないということだ。少し安心した。
それよりも気になるのは緑と黄色、ピンクで囲った点。特に黄色は散布図の点の域から大きく外れている。
緑はゼット(オリジナル)、ピンクはグリージョ、そして黄色はフーマである。
グリージョは身長43m、体重3万t。
やや軽いとは言っても大きく外れてはいないし、ウルトラウーマンなのでモデル体型の女性くらいの感覚なのかもしれない。
それにしても、乙女の体重を堂々と公表するのはいかがなものだろうか。散布図からもわかる通り間違いなく痩せているし、自信を持ってもいい数値ではあると思うが……。
ゼットは身長52mに対しては体重3万3千tと、散布図の帯ギリギリのヒカリよりも身長が2m高いのに体重が2千t軽いのでやや外れ値と言えそうだ。
ただ、あくまで「やや」の範疇である上、本人曰く「だいたい5000歳(人間で言うところの高1くらい)」で若者であることは間違いないので、身長だけ先に伸びて筋骨の成長が追いついていないようなものかもしれない。今後の成長に期待と言ったところか。
問題はフーマ。
フーマは身長49mに対して体重はなんと2万5千tしかない。この体重の軽さが身軽さの秘訣であることは言うまでもないが、それにしても軽すぎではないだろうか。ここまでいくとだいぶ心配になってくるレベルだ。
フーマの場合はしっかり食べて標準体重に近い数値までもっていってほしい。タイタスにぜひとも指導、管理してもらうべきだろう。
まとめ
タイガが人間でいうところの中3くらいであることを考えると、ヒカリは同じ身長の成長期の中学生よりも体重が軽いということになる。
ちなみにツルギが3万8千t。重厚な鎧を着てもなおタイガ以下というのはいかがなものか……ぜひ健康には気をつけていただきたい。
オマケ
ジード(51m)はヒカリとコスモスのフュージョンライズ形態、アクロスマッシャーをもつ。
実はこのアクロスマッシャーも、ほかの形態に比べて体重がかなり軽い。フーマ同様、おかげで身軽な動きができると言えば聞こえはいいが……。
プリミティブ 4万1千t
ソリッドバーニング 4万5千t
アクロスマッシャー 3万5千t
マグニフィセント 4万7千t
ロイヤルメガマスター 4万8千t
コスモス(ルナモード)は身長47m、体重4万2千tと比較的標準の範囲内なので、これは明らかにヒカリのせいと言える。