20201209 ガルラジ2020
※本記事は「ガルラジ Advent Calendar 2020」12月9日分の投稿です。
12月に入ってからすっかり寒くなってきて、そういえば出会ったのは2年前の冬だったな、と思い出す。聴き始めたのは2018年末で、年明けに、石川県の徳光PAから届いたラジオを東京で聴いたときのことは今でもはっきり思い出せる。もう2年が経とうとしている。
今年の5月には、ガルラジ合同誌『___・ラジオ・デイズ』を発行した。今回、ガルラジACを企画されたケイスケさんをはじめ、本ACに参加されている方々含め、数多くの方にご参加頂けたからこそ、形にできた本で、改めて御礼申し上げたい。本当に、ありがとうございました。
合同誌の企画について、本腰を入れて詰め始めたのが丁度1年前の今の時期で、そこから今年5月までは、手探りながらも充実した時間だった。ずっと文化祭の準備をしているような楽しさがあった。参加予定だったC98が中止となり、通販のみでの販売となったが、それでも完売したことは本当に想定外で、僕にとっての「2019年」は、そのときの状況としては、考えられる限り最良の形で幕を閉じた。
その後、僕はこうやって日記を書き始めた。最初の日記を書いた日付を見返すと、5月25日だった。当初は毎日更新する意気込みだったが、結局今は週2回ぐらいのペースに落ち着いてしまっている。それでも、なんとか習慣化できて、現時点で100日以上書くことが出来ているのは、「2020年」を自分の中で意味づけるという意味でも、良かったことだと思う。
本棚に刺さった合同誌を引っ張り出して、扉文を見直してみると、こんなことを書いていた。
2019年にあった熱狂と、2020年への期待。
そして、きっとその先へも続いていく、
それぞれの「ラジオ・デイズ」
日記を書き始めたのは、ガルラジのおかげでもあった。続いていく日々の「いま」を切り取った彼女たちのラジオに夢中になっていたこと。そういった「いま」を、自分でも残しておきたいと思えたから、書き始めることができたのだ。
2020年のガルラジについて。「距離」が叫ばれ、様々なものが、否応なく大きく変わってしまっていき、物理的、精神的にどんどん離れていってしまいそうになる中で、ガルラジの更新が途絶えなかったことには、勇気をもらえていた。
Twitter通知欄のガルラジ公式アカウントのアイコンは、彼女たちの日々が着実に進んでいることを毎日教えてくれた。
夏の超ガルラジ、振り返り一挙放送に放送当時では考えられないくらい多くの人が訪れていることに、まるで夢を見ているようだった。そしてそこで公開されたアフターレポートでは、スタッフの方の「声」を初めて聞くことができて、とても嬉しかった。
そして、2021年のカレンダー。「2021年もガルラジ!」に、繋いでくれた。
2019年のような「熱狂」は無かったかもしれないけれど、2020年のガルラジには「希望」をもらえていたんじゃないかと思う。それは、日々を積み重ねていくことそのものへの「希望」だ。「ガールズ ラジオ デイズ」に「デイズ」という言葉が入っていたことの意味の大きさに改めて気付かされる。
今日のガルラジ公式の更新。
チーム岡崎の3人は高校を卒業したし、僕も日記を書いている間に引っ越したりした。変わってしまうのは、悪いことばかりではない。そういう日々を見失わないでいさせてくれたのが、僕にとっての2020年のガルラジだったと思う。