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いつもとちょっと違うMtG:パイオニアEDH

導入

前回の日記の通り、禁止改定後でコミュニティ内でもMtG・EDHとの付き合い方を変えるという人は少なくありませんでした。

その中で今後も禁止改定の影響が無さそうである、パイオニアEDHの誘いを受けたので急ぎでデッキを作ってきました。

パイオニアEDH:《破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager》

作成時間は平日の二日間です。多少雑味があるリストになってます。

ボードコントロールを主に行うグリクシスコントロールを多人数戦かつ長期戦にカスタマイズしたみたいな感じです。
面を処理するカードで序盤~中盤をやり過ごし、消耗後に大型プレインズウォーカーやジェネラルでゲームセット目指す戦術をとっています。

プレイ感想

コミュニティ内でも考えは同じのようで、各自好きなカードを使っていました。
「ああ、そういえばあの人はあの伝説のクリーチャーが好きだったな」
「イゼットカラーでコンボしてるイメージの人だからこの選択か」
みたいな感じです。

実際のゲームに関して

かなりのロングゲームです。マナファクトがほぼ3コスト以上であり、チューターも3マナ以上なので、高速コンボは不可能です。
除去も質は落ちますが、言い換えれば懐かしいカードが活躍する場になり得ます!

ストレージから久しぶり!

ゲームが長いので土地が10枚を超えるゲームがほとんどでした。
各自それを前提においているようでデッキ内の土地は多めにしてるようでした。(36~枚)
そのため、旧スタンダードでも重くて実用的に厳しいと思われたカードが活躍したりします。《大群の諜報/Swarm Intelligence》とか。

インスタント・ソーサリーが倍!

終盤はマナはあるが決め手に欠けるという場面が多かったので冗談交じりで採用したとは思えない活躍ぶりでした。

この二枚を組み合わせて約50体のゾンビでゲームセット、派手!

ロングゲームなら頑張ってボーラスの奥義を決めたんじゃないか?
ええ、勿論決めましたよ…対戦相手が!

精神攻撃はやめろや

他にも大量の宝物・トークンからコンボを決める人

本家EDHでも戦術の一つとなる毒殺を狙う人

そもそもクリーチャーの質で戦う人

と、個性が出ていて面白かったです。

強いて問題を言えば時間がかかること自体ぐらいでしょうか。深夜12時に

「はよ、誰か決めろやー!」
「盤面リセットすんなやー!」

と言いあいながら最終ゲームをしていました。

活躍したカード

《涙の氾濫/Flood of Tears》

全ての土地でないパーマネントをバウンス、自分のトークン以外のパーマネントが四枚以上戻っていれば好きなパーマネントを出せます。

「攻撃クリーチャーを全てバウンス」などタイミングに制限がつくカードが多く、万能的な全体バウンスが少ないので採用しました。
(もう一枚は《サイクロンの裂け目》)
重いエンチャント・プレインズウォーカーが多かったので、踏み倒しができるのも魅力的でした。マナファクトもカウントに入るので、ゲームで目立った動きをしなくても条件は達成できます。

《死の味/Taste of Death》

全員にエディクト三回、その後食物三つ貰えます。
黒の全除去は《雪上の血痕/Blood on the Snow》くらいで、他は一部破壊できないとかマイナス修正のカードです。
小型は焼きやすいデッキ構成をしているので、盤面が煮詰まると三体生贄で実質全除去になりました。ライフを削るゲームが多いので食物も助かります。

《機械医学的召喚/Metallurgic Summonings》

出てくるトークンと出る条件がすこーし異なる、安い《サメ台風/Shark Typhoon》
ロングゲームになりがちなので、サイクリングより、直貼り前提でMVが1少ない部分が魅力的です!
インスタント・ソーサリーの回収効果もゲームが長引けば現実的になります。マナファクトと自身の誘発で条件も満たしやすいです。

まとめ

今回はコミュニティ内でゆるーくパイオニアEDHをやった日記でした。

「スタンダード落ちしたカードの行き先」の良き居場所ではないかと感じました。プレイした友人らもM14以降プレイしていたので、カードは持っているし、対戦中の話題には事欠きません。

「ちょっとゆっくりしたゲームを」「マナコストの重い派手なカードを」「好きな伝説のクリーチャーが活躍できる場を」
こんな感じで新しい遊び方を探している人は一回チャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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