いつもとちょっと違うMtG:パイオニアEDH-2
こんにちは！
最近は通常EDHよりはパイオニアEDHをプレイしているような気がするJohnです。
コミュニティ内で各自デッキが完成し、一通りプレイしてきたので適当に書いていきます。あくまで私のプレイ環境なので、世間一帯とは異なる可能性が高いです。離れ小島を覗いているような気分でご覧ください。
私が遊んでいるリストは以下の通り。
色ごとの評価
通常のEDHと異なるカードプールで行うゲームでなので、通常のEDHに比べて色ごとで評価が変わりました。個人的な評価を通常EDHと比較して書いていきます。
(統率者として強力なカードが存在するかの評価は含まず、メインデッキに入れることができるカードの評価です。)
白
評価：高
白の強みは全除去です。
クリーチャーの攻撃によってライフを0にすることが主な勝ち手段となるゲーム環境のため、全てをひっくり返すことができる全除去の評価が通常EDHより高く感じました。
最近のスタンダードの全体除去は《太陽降下》《告別》など強力なものが多く、《ドゥームスカール》《空の粉砕》《大群退治》・・・と数も多いのでピンチの解決には持ってこいです。
コンボがメインの環境になった場合はこの強みは無くなりますが、通常EDHと同様に妨害を拒む《アルガイヴの盾、ミュレル》、コマンダーのコンボを拒む《ドラニスの判事》無限トークンなどを拒む《盲従》などの妨害面での役割がありそうです。
総じて、ゲームレンジが後ろになったことによって実用的になった感想となります。
青
評価：低
青は通常のEDHよりカウンタースペルが少ないことが多少評価を下げました。4人相手で全てカウンターしていくのが現実的でないことはご存じと思います。そのため
①コンボのバックアップ
②ゲームを終了させてしまうコンボの妨害
が打消しのメインの役割であると思うのですが、まず②のコンボへの妨害ですがほとんどの人がコンボに走らなかったので、評価できませんでした。
そして自分がコンボをする際の①ですが、パイオニアにはピッチスペルがありません。マナソースも無尽蔵に増やすことは困難です。カウンターを構える場合はコンボターンが遅れるので、通常のEDHより評価が落ちました。
とはいえ最適化し、環境が高速化した場合はこの評価は変わるとは思いますが、現状の環境では評価が低いです。
カウンタースペル・ドロースペル・全体バウンス・《全知》があることは高評価ですが、今のところ環境に上手く嚙み合わせて使うことができていない状況です。
黒
評価：低
通常のEDHでの強みはサーチ(教示者)・除去と考えています。
しかし、サーチは《不気味な教示者》を除き、4マナ～かつ、コンボ狙いの環境ではないので評価が落ちます。
除去に関しては《毒の濁流》《滅び》を失い、白に大差をつけられています。ちなみに他の4マナ除去は条件付きです・・・
しかしこれは、私の意識が通常のEDHに引っ張られてしまっているのかもしれません。リアニメイトや信心などに目を向けて、そちらの方向でデッキを方向転換すれば評価は高くなるかもしれません。
ザ・コンボ！という感じのカードもあるのでこの辺も・・・
赤
評価：普通
一番評価が難しいです。
そもそも赤はタッチで使われていることが多く、ダメージカードや特定のコンボカードだったパターンが多いので「この色のメインの動きはこれだ！」という評価がしにくいんですよね。
赤と言えば火力！というイメージもあるのでそれに特化したデッキと対戦してみたいとも思います。
《焦熱の解放》みたいなユニークで派手なカードも多いのでジョニーの挑戦のし甲斐のある色ではあるかも・・・理解不足です。
マルチカラーだけど《自由なる者ルーリク・サー》とかも
緑
評価：高
土地加速、クリーチャーの質が高いことが優位に立つ手段になり得る環境であったので緑は最も評価が高いです。
《ハルマゲドン》《ジョークルホープス》などの全体土地破壊が存在しないため、土地加速は安定したリソース確保になります。
マナファクトもある環境ではありますが、基本的に
・3マナ～で1マナ加速
・4マナ～で2マナ加速
という平均値は変わらないため、土地加速の方が強いと思っています。
環境には《浄化の輝き》《告別》というリセットの存在がマナファクトには向かい風、《死者の原野》などの上陸系統が土地加速に追い風です。
また、マナベースの加速で言えばマナ・クリーチャーが使えるのも強力です。1,2ターン目のアクションが乏しい環境において《エルフの神秘家》《ラノワールのエルフ》が使えるのは魅力的です。
手札リソース確保に関しても継続的なものでは《豆の木をのぼれ》《守護者計画》
爆発的なものでは《リシュカーの巧技》《野生語りの帰還》などクリーチャーで攻めながら後続を確保できるものが多いので、上手く行けば青よりカードを引きながら攻めている場面に出くわします。
ファウンデーションズ
記事を寝かせていたらファウンデーションズのフルスポイラーが出ていたので個人的に(グリクシスで)注目しているカードをいくつか書いておきます。
《冒涜的布告》
全除去が少ない黒に追加の全除去が来ました！
《冒涜の行動》のリメイクですね！
強化点
・生贄のため、破壊不能やタフネス14~を除去できる。
・クリーチャーの数が少ない時に軽減が無くても唱えやすい。
劣化点
・軽減が0か4なので軽減して1マナで唱えるには調整が必要
・13体以上クリーチャーがいる(無限トークンなど)状況を打開できない。
《冒涜の行動》がパイオニアイリーガルなので少々調整された印象です。それでも多人数戦において強力な除去になりうるので期待です！
《ドラゴン呼びの儀式》
《サメ台風》を思い出させてくれるエンチャントです！
トークン生成以外の能力はありませんが、スペルのコストに関わらず、安定したサイズのトークンを供給してくれます。
プレインズウォーカーを守りたいグリクシス使いとしてはこういうスペルに追加でクリーチャーがつくエンチャントは嬉しいです。
《血に飢えた征服者》
カード情報の公開からすぐに無限コンボができることが話題になった吸血鬼です。
二枚コンボができるという点も強いですが、ダメージを与えるスペルや相手のライフコスト、対戦相手同士でのコンバットでもライフゲインが可能なので単体で引いた際に腐らないという点でも良いなあと考えています。
総評
みんな組み始めということもあり
・コンボ
・ビートダウン
・パーミッション
のバランスがビートダウンに傾向しているように感じます。
通常EDHよりは重いものの、パイオニアにも二枚コンボはあるので、コンボに傾向していき、それに対抗するために絡め手を・・・というように循環してバランスが取れていくのかなと思います。
とはいえ、デカブツデッキを楽しみたい心もあるので、昔通常EDHで組んでいた《太陽の化身、ギシャス》か《樹の神、エシカ》を改造してデッキ組もうかなとも考えています。
通常のEDHとは違うカードで楽しむことができるゲームとして、これからも理解を深めていきたいと考えています！
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