フリーランスの業務委託契約のリーガルチェックのポイント整理
フリーランスの契約トラブルが多いとかでニュースになってますね。
以下のような点でリスクをはらんでいないかチェックが必要です。
① 業務の範囲が不明確、曖昧
② 長期と言いながら、契約書は1ヶ月契約など短期になっていて、
「自動更新」の表記がない
③ 何をもって完成なのか、「要件定義」のようなものがない
④ 責任範囲が不明確
「とりあえず契約してしまって、スタートさせてしまい、あとから調整しよう」的な感じが見え隠れする契約には注意。
膨大な業務を押し付けられ、責任をとらされるケースもあります。
業務の範囲について
業務の範囲が不明確であると、曖昧・抽象的であるがゆえに、クライアントから「不完全履行」「債務不履行」を主張される危険があります。
クライアントが非常に良心的で、信頼関係も厚く、というのであれば「取り越し苦労」ですが、そうでないのであれば、何か「イチャモン」をつけてこないとも限りません。
対策としては、双方の合意というカタチで、書面でもメールでも
良いのでカタチに残るものとして、「業務の範囲を明確化」しておくということが大切です。