焔歌詞解釈
*2014年9月18日の記事の転載です。
死せる~のエンドロールで使用した焔の歌詞の解釈を載せます。
ちなみに原曲の長さの歌詞は作っていません。
エンポリオ
幾許(いくばく)かの希望と呼ばれた星(ひかり)
其の影には常に悲惨な宿命があった
死を見つめる者は 皆 その意志を紡ぎ
翻弄されながらも 歩み続けるより他にはないのだ……
→導入はエンポリオと決めていました。
幾許かは歴代JOJOの事。
運命は残酷だ~の部分へとリンクさせたつもりです。
アイリン
瞳を閉じて暗闇(やみ)に 吐息を重ねる
そっと触れた温かな光は 懐かしき希望
→そのままの意味で。
光は勿論エンポリオ。
エンポリオ
僕が綴じた世界 歴史が始まる
そっと触れた温かな星(ひかり)は 誰かの『焔』……
→元歌詞を生かしたかったので物語を本の様に綴じてもらいました。
アイリンもまた星を継いでいるので星(ひかり)
誰かは言わずもがな徐倫です。
徐倫
気付けば道程(みちのり)は常に仲間と共にあった
耐えられぬ痛みなど 何一つ訪れないものよ……
→徐倫にはエコー多めでmixしています。
JOJOにはいつだって仲間がいるってのを強調したかったのです。
エンポリオ&アイリン
そよ風が吹いて雲を呼び 再会を結ぶ雨が降る
エンポリオ
皆と歩んだあの日々を 生まれる者に繋ごう……
→そよ風=ウェザー 雨=F・F
再会に降る雨はF・F説を信じています。
生まれる者はアイリンとアナキスの子どもかなと思いつつ
次に生まれるJOJOともとれるかなと考えました。
エンポリオ&アイリン
瞳に映した蒼い空 涙を溶かした碧い海
アイリン
いつか遠くでみた世界を 心の奥に遺そう……
→蒼い空・碧い海が元歌詞のままなのに感動しました。
焔使うって決め手はこれだったといっても過言ではない。
アイリンはふとした時に徐倫の記憶があったらいいかなって思ってます。
エンポリオ
人の出会いは「重力」か その因縁は途切れたのか
「正義の道」を歩んだ以上 全てを識る由もなく
朝と夜の地平を廻る 『第六の旅路』
離れた者が再び繋がる日は きっと訪れるだろう
→冒頭と同じく締めはエンポリオで。
元の台詞意識しながらそれらしいことを埋めました。
アイリン&エンポリオ
懐かしき調べ 其れは誰の唇か――
嗚呼…次の物語(ROMAN)を詩うのは……
→『次の』がポイント
ジョニィ&ジャイロ
「其処にロマンはあるのだろうか」
→最後はこの二人にしたいなとなんとなく思ってました。
実現して嬉しい!
以上です。
元歌詞を生かせた部分が多くて嬉しい限り。
焔の歌詞は出来た時かなり気に入ったので、公開が待ち遠しかったです。
最後に入れられなかった台詞を置いておわりにします。
アイリン「あ!見てヒッチハイカ―よ!!」
アナキス「もう乗せないからな十分だよ2人で……」
エルメェス「嵐が来るっていったのあんただろ」
エンポリオ「あ……あぁっ……」
アイリン「停めなさいよ カワイソーだって!」