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地雷のない人になりたい

先日職場の人が突然早退した
多職種の大勢が働き保護者もいる中
突然の早退。
ザワついたのは言うまでもない。

赤ちゃんを抱っこしていた私は
心の中は焦っていても
いつもと変わらぬ顔をして
赤ちゃんに歌っていた。

「◯さんの地雷を踏んだんじゃない?」
言いたい事を小声で言い笑う人
「可愛そう・・・」
ヒソヒソと話す人。
保護者は顔を曇らせつつも
ご自分の赤ちゃんに向き合っている。
私は目の前の赤ちゃんに笑顔で向き合い
やるべき業務を担々とこなすことに注視した。

その日は色々なことがあり、
残業が禁止されている中で
◯さんの勤務を補填するために
私と管理職の人が残業することとなった。

業務終了後、ふと頭に浮かんだ言葉がある。
″ 地雷?″
耳にする話で
″アノ人の地雷を踏まないように気をつける″
があります。
この地雷を踏むという言葉をググってみれば
「触れてはいけないものに触れる」
    などのような物事を例えて言う表現。
と出てきます。

この地雷について 脳科学者/理学博士の
茂木健一郎氏が以前お話されていたことを
思い出しました。
『そもそも、
 地雷を持つ人にはならないようにしたいよね』
と。
更に、
相手に自分の地雷は〇〇だから
その話に触れてはならない、
そう思わせてしまうのはどうかと思う。
そもそも、
自分(茂木氏)が地雷を踏まれてキレた時を
思い返すと
その時は自分が追い詰められていたり
何かに対して憤りを感じていたり
疲れが溜まっていたりして
義憤にかられて
(ぎふん=怒りの感情に突き動かされる)
キレてしまっていた。
今思えば、
そんなにキレるほど怒る必要なんてなかったし
感情的にならず、意見を担々と言えば良かった。
と、述べていました。

今回の職場で耳にした ″地雷″。
本人には、本人なりの道理があり
その道理に外れた ″何か″があったのか
それまで溜まりに溜まった怒りが爆発したのか
少なくともその時間一緒に勤務していた私には
何が地雷だったのか分かりません。
体調不良やご家族の急用、
などからいきなり早退なら
いざ知らず、理由なき突然の早退には
私には疑念と悲しみは隠せません。
その是非を
ここで述べることは控えさせていただきます。

茂木氏の仰る通り
『地雷を持つ人にはならないようにしたいよね』
そう、痛感しています。
自分の機嫌は自分でとるしかありません。
どんな状況であっても
どこに・誰に反応し
今は何を自分は為すと良いか
それを忘れずにいたいです。
少なくとも、
私は勤務中
目の前の赤ちゃんに
自分の気持ちを傾けたい。
あたたかい気持ちで笑顔で寄り添いたい。
辛いことや腹立だしいこと、
理不尽なことは、仕事では付きもの。
それを一旦は飲み込み、
今、大切にしたいことに私は注視したいです。

地雷のない人になりたい
心から思います。


今日も1日が始まっています。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン



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