自分を信じる　自分を疑う

今、かなりハマっている本があります。
既に２回本を読み、耳読もしている話題作
『地面師たち』
こちらはNetflix 2024年7月25日
独占配信開始ドラマ
こちらは実話ベースを
作家の新庄耕氏が書かれた
『地面師たち』を
Netflixがドラマ化し配信しています。

配信からもうすぐ1ヶ月近く立つ話題作品で
ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

このお話の実話のニュース
2017年に起きた ″ 積水ハウス地面師事件 ″ を
記憶に留めていた私。
恥ずかしながら、文庫化を知ったのは
Netflixがドラマ化し配信することを知ってから
そもそも、
私はNetflix加入しておらず、
この作品を観るために加入を決めています。
（まだ観ていないので現時点で未加入）

そして、
配信を観る前に本を読破し
頭の中に原作を落とし込み、それから
ドラマを観たいと思って直ぐにKindleにて購入
一気に読んでしまい、再度 耳読もしました。

地面師たち (集英社文庫)

そもそもですが、このドラマのＷ主演の1人
豊川悦司さんは私が推しとなった初めての人。
どんな役であっても、
豊川悦司さんが大好きなので
出演される作品は殆ど観ています。
過去に豊川悦司さんについて
記事にアップしています。

お話を戻します。
『地面師たち』を読破し、
克明な事件の概要、
大企業が55億という巨額を
地面師に騙されるに至る情景、
様々な人間模様を知り恐怖と興味が入り混じり
作品にハマっている私がいます。

作品に出てくる、
実際に地面師に騙される側の人の言葉
「自分を最後まで
　信じ抜くことができるかどうか」
「どれだけ周りに白い目を向けられても
　自分を信じきれていれば どうにかなる。
　そういう奴は強い」
と言い切っているところが頭から離れません。
騙されているかもしれない、
深く確認が必要では？と
本人は 周りからアドバイスを受けますが
全く耳を貸さず、
結局手にしたと思った大きな成功は 嘘 であり
地面師の巨額詐欺に遭ったと、後に知るのです

では、″ 自分ならどうか ″ と考えてみる。
人は強くもあり弱くもあり
自分を信じている人ほど騙されやすいし
自分がいつ騙されてもおかしくない、
と思うのです。
だからこそ、
自分を信じるのであれば、一方で
信じる自分を疑う
という180度違った視点を持つこと。
それが出来る人が成果を得たり、
成功へと繋がるのでは、と。

自分を信じる　自分を疑う

相反することに思えるけれど、
実はどちらか一方に偏ることが
何よりも危険なことであり
それが詐欺被害云々に関わらず、
日常においても
他人の言葉に耳を貸さず
我が道を行く、が いかに危険であるかと
気付かされました。

自分が正しい、と正義を振りかざすことに
私は至りがちです。
自分を知ることで、
自分を疑い そして自分を信じることに繋がれば
それは自分を強くする糧になる。

ありふれた日常で
自分の感情に埋もれがちですが
全く違った視点・視座で考える余裕を持ち
自分を信じて今日も過ごしたいです。

今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

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