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予期せぬことに遭ったとき 大切なことは初動

ある日の遅い勤務終了後の深夜、
ロッカールームに向かう途中
雷の音を遠くで感じました。
急いでスマホの電源を入れると大雨・雷の影響で
私の乗る電車が全線ストップを知りました。
路線情報のお知らせが次々と流れ
X の路線情報に関する呟きが。
「前線ストップ。どうしよう。」
「土曜の終電前、駅に人が大勢いて・・・」
などなどが続く。
時刻は23時をとっくに過ぎていて私は冷や汗が
″ 帰れない でもここで泊まるのは嫌だ ″
まずはロッカーへ急ぐ。

ロッカーに着き、自分を落ち着かせるために
まずはマイボトルの白湯を飲む。
そして慌てず、冷静に考える。
・自宅に帰るのは無理。
・実家(他県)に帰るにも
 そちらへの電車も全線ストップ
・タクシー乗り場は長蛇だろうし、
 自宅や実家に帰るにも数万円必要。
そんなことがサーッと頭に過ぎり、
直ぐに浮かんだのは、主要駅近くのホテル。
ホテルは主要都市に展開しており、
東京で数回利用したことがある。
レディース専用ルームがあり清潔安全を経験済
そのホテルは
私が利用する電車の主要都市にもあり
以前、近くを通った際に
"こんなところにあるんだ ″と
場所確認をした記憶があり、鮮明に蘇った。
ホテルを利用した際に、又東京で利用するかも、
とログイン登録済で、
今回直ぐに利用したいホテルにログイン出来た
そして、レディースルームが1部屋空いており
即、予約を入れた。
特記として備考欄に
 急な予約で申し訳ありません。
 そちらへ着くのは0時を過ぎる可能性が高く
 お手数おかけします。
 よろしくお願いいたします。
と記載をしました。
ここまで、5分はかかっていない。
間違った予約を入れていないか不安で 再度確認。
大丈夫。予約は取れている。
ホッとして再度白湯を飲み落ち着いて着替えた

いつも通りイヤホンを付け
耳から情報を得ながら
ゆっくり着替えて病院を後にする。
外は雷が鳴り響く。
弱い雨が降っているものの
あちこちに水溜りが出来ており、
急な大雨が降ったと実際に目で分かった。
地下鉄はいつも通り動いており、
主要都市にサッと着いた。
ホテルは直ぐ。
東京のホテルの価格しか知らなかったが、
私の予約したホテルは
レディースルームであるけれど
東京に比べ 価格は約半額近い。
何かお部屋の仕様が違うのか?と思いつつ
予約する事が第一なので価格は度外視していた
ホテルのお部屋に着いて実感したのは
仕様は変わらなかった。
あー、東京ってやっぱり高いのね・・・と実感


価格のことは さておき、今回の私の初動は
皆さんならば 当然の選択、
と 思われるかもしれません。
しかし 以前の私であれば
どうしよう・・・の時間が長く、後手に回って
ホテル予約にたどり着くのが遅れ
予約が取れなかったのではないかと思うのです
日頃Voicyで木下斉さんや佐々木俊尚さんが
そして安住紳一郎氏は自身のラジオで
実体験をもとに
『 予期せぬことに遭ったときに大切なことは
 初動 』
とお話をされていて、
頭にしっかりと刻まれていた私。
だからこそ、
今回は落ち着いて行動に移せたのです。

今回の体験で、
『 予期せぬことに遭ったときに大切なことは  
 初動 』
と痛感しました。
そして、そこではお金換算をすることはやめ、
実際に自分が1番楽であり 安心・安全に
過ごすためには
どうすることが良いのかを基準に
いかに素早く選択するか、
この判断のスピードが大切かを学びました。

今まさに大型の台風が日本に接近中です。
何処でいつ、
自分が予期せぬことに出くわすか分かりません
自分には関係ない、の考えは諸刃の剣です。
自分ごとに落とし込み、
咄嗟の判断をサッと出来るようにいたいです。
自分のことは自分で守る、
先ずそこが何よりも大切と実体験で学びました



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