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悪魔を憐れむ歌(THE ROLLING STONES)

こんにちは、K.K.です。
今回の音楽語りはTHE ROLLING STONESの「悪魔を憐れむ歌/Sympathy for the Devil」です。記事タイトルを邦題にするか原題にするか非常に迷いましたが、声に出したときの語感がやっぱり邦題のほうがいいやとなってこちらにしました。憐れむ歌ってのはちょっと意図するところから外れている気がしますけどね。

歴史のポイントポイントで顔を出す悪魔

歌詞をざっと見てみると、項目の通り歴史の所々で現れる悪魔が語り掛けている曲です。
イエスの処刑、ロシア革命、大祖国戦争、宗教戦争、ケネディ暗殺等々。
そのたびに語り掛けてきます。「やあこんにちは、私の名前を言ってみろ」と。
よくファンタジー小説やゲームでなんかででてくる悪魔のイメージですね。

本人たちの演奏でもバラエティに富む

これはストーンズのヒット曲どれにも言えることなのですが、ベガーズバンケット収録盤、各ライブでの演奏すべてバラエティがあって面白いです。Apple Musicでも無数に配信されています。最近ライブ盤をバンバン配信しているので、これをきっかけにストーンズに手を出す人が増えるといいなぁと思ってます。

コピーすると一目置かれる曲

ストーンズのコピーバンドをやるとき、選曲しておくと知っている人には一目置かれます。コピバンする人にはぜひ挑戦していただきたい曲です。ゲットヤーヤーズアウトかラブユーライブのがおすすめ。

妙に「いわく」がくっついている

歌詞の内容が内容だからか、妙な噂がくっついてきます。

オルタモントの悲劇

オルタモントの悲劇が起こったときに演奏されていた、という都市伝説があります。事件が起こったコンサートで演奏はされていましたが、事件が起こったときに演奏されていた曲はアンダーマイサブです。
オルタモントの悲劇に関しては各自ググるなり映画「ギミーシェルター」を見るなりしてください。あまり気持ちの良い事件ではありません。
でも悪魔がオルタモントの悲劇の場にいてクスクス笑っているのはフィクションの題材としてはまぁまぁアリですね。

ガンズアンドローゼスの解散のきっかけになった

Wikipediaレベルの情報ですが、これは本当っぽいですね。
いやぁこれも悪魔がクスクス笑っていそうです。
ちなみにカバーの出来自体は非常にいいです。ベスト盤に収録、Apple Musicで聴けます。

ロックンロールサーカスがちっとも発売されなかった

項目の内容は事実です。ストーンズのパフォーマンスも素晴らしかったんですが、悪魔崇拝がすぎるとか下品だとか言われてみたり、クスリでヘロヘロのブライアンが問題だとかなんだとか言われていますが、私が推す理由はTHE WHOのパフォーマンスにミックが嫉妬した、です。
そっちの方が悪魔らしい。
ちなみにこの時のTHE WHOのA Quick Oneの演奏は非常に良く、一時期BUMP OF CHICKINが登場曲にしていたとかなんとかあります。
ストーンズもいいんだけどねぇ。ステージパフォーマンスでフーに勝つのは厳しいて。

え、劇場でやってた?

この記事書いているときに情報収集してて気づいたんですが、どうも2022年の夏に上映されていたようです。知らなかったぞ。ちなみにこのフィルムは今見ても面白いので、見れる人は見てみてください。配信サービスはないようですが、アマゾンで普通にDVD、BDともに売っています。オノ・ヨーコのシャウトとキース・ムーンの潮吹きはロックファンじゃなくても笑えます。

同じ邦題の映画がある

見たことはないのでどんな内容かわかりませんが、タイトルのまんまです。

何かと心に引っかき傷を残していく

この曲に関して情報を集めていくと、妙に心にキズをつけていきますね。これもきっと悪魔の仕業です。
こんにちは、自己紹介させてください
わたしはあの時あの場所にいました
さあ、私の名前を言ってみろ!

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