ふざけて遊ぶ事の重要性【≒笑うから楽しい】
諸君が「ふざけて遊ぶ」という行動を最後にしたのはいつであろうか?
歳を重ね大人になるにつれ自然とそういう行動をする機会は減っていくし、幼い頃からそういう事とは無縁な人生を歩んで来た人も居るかも知れない。
以前はこの行動に関して詳しく解説しているサイトが存在していたのだが、どうやらそのサイトは消滅しているようだったので私が「ふざけて遊ぶ事の重要性」について書いておこうと思う。
・笑うから楽しい?
楽しいから笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
こういう言葉があるが、実際に笑うと楽しいのだろうか?
試しに笑ってみよう。
・・・。
当たり前だが意味も無く笑った所で全く楽しくはない。
上記の言葉を解説すると、
「辛い事や悲しい事があっても笑顔でいる事を心掛けるだけで、自然と明るく前向きな気持ちになれるという事を説いている」
だそうだ。
だが、実際に辛い事や悲しい事があった時に無理やり笑った所で楽しくも無ければ問題が解決する訳でも無い。
これに関しては一発でその意味を理解する事が出来る画像がある。
上記の画像は映画「ジョーカー」のワンシーンだ。
個人的にこの映画は「笑うから楽しい」を根本から否定していると思った。
映画の内容自体を知らなくても、泣きながら道化師のメイクをしたり、指を使ってまで無理矢理に笑ったりしているのを見れば、彼がどんな人物なのかは伝わると思う。
何にせよ私は「笑うから楽しい」とは思えない。
そういう訳なので「笑うから楽しい」の上位である「ふざけて遊ぶから楽しい」を紹介しようと思う。
・ふざけて遊ぶから楽しい
笑うとふざけるの違いとは何か?
私が思うに「馬鹿馬鹿しさの有無」だと思う。
笑うのは誰にでも出来るし自然に発生する反射行動でもある。
だが、ふざけるのは意図的にやらねば出来ないしそれが全力であればある程に馬鹿馬鹿しさも高まると思う。
これに関しては実際にやってみれば分かりやすい。
試しに何でも良いから自分が好きな創作物の好きなシーンや好きな技を出来る限り全力でやってみよう。
とりあえず私は「かめはめ波」を放ってこようと思う。
おもむろに椅子から立ち上がり、部屋の中央に移動し、スッっと例の構えをしてからの、「かぁぁああああめえええええええはああああああめえええええ波ぁあああああ!!!!!」と全力でぶっ放してきた。
ちなみに普段の私は凄まじく真面目な人間である。
そんな大の大人が何をしてるのだろうか?非常に馬鹿馬鹿しいとしか思えない。せっかくなので他に思い付いた技も幾つか放って来た。
結果、なんか楽しかったしスッキリした。
少なくとも私は全力でふざけるのは楽しく感じる。
一つ上の項目では「笑うと楽しい」の否定例として映画「ジョーカー」のジョーカーを引き合いに出したが、「ふざけて遊ぶと楽しい」の例としてあえて映画「ダークナイト」のジョーカーをぶつけてみよう。
ダークナイトのジョーカーは「ふざけて遊ぶと楽しい」の典型的な例に思う。
ジョーカーがやってる事自体は完全にイカれているし、ジョーカーの言動を見た周囲の人間の反応もお察しの通りだ。
そのジョーカーとは実際にどんなキャラクターなのか?が即座に分かるであろう動画も持ってきた。
「ダークナイト」のジョーカーは終始こんな感じである。
個人的な考えだが、このジョーカーは「根本的にふざけた人間」ではなく、「あえてふざけている真面目な人間」に思うのだ。
私が思うに、本来は真面目な人間であればある程に、ふざけて遊んだ時の馬鹿馬鹿しさは増し、それが面白く感じると思う。
・筆者のふざけ活動
実際に筆者がどうふざけて遊んでいるのかも書いておこう。
こんな記事を書いておいて「私は何もしてません」ではそれこそふざけていると思うからだ。
繰り返し書いておくが筆者は普段は至って真面目な人間である。
・定期的な奇行
まず定期的に奇行をしてる。
上記で書いていたが、
「自分が好きな創作物の好きなシーンや好きな技を出来る限り全力でやる」
私はこれを常日頃からしている。
具体的には朝起きたらとりあえずダークソウルのキャラクターである「太陽の騎士、ソラール」のポーズをする。
こんなポーズだ。
ダークソウルでは主にボス戦の前にお助けキャラとしてNPCを召喚できるのだが、この「太陽の騎士、ソラール」を召喚すると彼は上記のポーズをしながら地面から生えてくるのである、ちなみに身体は黄金に光っている。
ダークソウルと言えば世間一般のイメージでは高難易度かつ硬派なゲームだと思う。
そんなゲームのはずなのに、彼を召喚すると意味の分からないポーズで地面から生えてくる上に身体が光り輝いているのだ。
まさにふざけているとしか思えない。
だが、彼は至って真面目なキャラクターだったりする。
曰く彼は太陽になりたいらしく、このふざけたポーズは太陽を表しているらしい。
私はそんな彼に倣ってふざけたポーズをしている。
他にも色々と奇行があるのだが、ありすぎて書き切れないで割愛する。
基本的には何かのポーズをしたり声真似をしてる事が多いと思う。
・ネットゲームのキャラクター
ネットゲームのキャラクターとは、言わば自分のアバターである。
そして自分のアバターである以上はやはりキチンと仕上げたくなる物だと思う。
勿論私もキチンと仕上げている、現実であろうと仮想世界であろうと外見というのはやはり重要であり第一印象の大半はこれで決まると言っても過言ではない。
そんな私の仮想世界でのアバターはこれだ、ちなみに男性キャラも女性キャラも使って遊んでいる。
これ等は私の趣味を全開にして作ってあるので、ある意味では自分の理想の姿の一つであるとも言えよう。
だが、面白みに欠けるのでふざける事とする。
これ等は上記のキャラクターと同じキャラクターである。
女性キャラの方は頭に意味不明な生物が乗っており、口にも謎の笑顔マスクが貼り付けられ、終いにはパンダに跨っている。
男性キャラの方は顔自体が意味不明な生物に侵食されてしまった。
ちなみにこの変な生物をクリエイトするのに5時間程掛かった、つまり5時間*2で10時間である。
このゲームは本来ならばこんなふざけた物を作って乗せたり被るゲームではないので、それを無理やり作っている以上は相当に手間暇が掛かるのだ。
そして勿論、私はこのふざけた格好で遊んでいる事が圧倒的に多い。
そうなると周囲の人からは恐らくこう思われている事であろう。
「あのふざけたキャラでいつも徘徊してるアイツは何なんだ…?」
ネットゲームとは仮想世界であるし、現実とは違ってふざけて遊ぶのも容易い。
ならば全力でふざけて遊ぶしかないと私は思うのだ。
・自作のネタ動画
私は気が向いた時に自作のネタ動画を作っている。
それ以外は作らないし作る気も無い。
ちなみにAviutlを使って1フレーム単位で編集しつつ作っている。
たかが1分の動画を作るのに数日~数週間も掛かる事がある。
そこまでして動画を作るからには何かしらのメッセージを込めて作っていると思わせておいてからの、そんな物は無い。
私は「自己満足」と「自分で見てウケるか否か?」だけを考え動画を作っているのだ。
参考までに特にふざけているかつ比較的に伝わりやすそうな動画を幾つか持ってこよう。
とりあえず比較的にマシな動画を幾つか持って来た、こんな類の物が現時点で60本程度はあるらしい。
こんな物を「自己満足」の為だけに数日~数週間も掛けて私は作り続けているのだ。
それこそ、ふざけているとしか思えない。
だが、楽しいのだ。
作り終わった後に自分で見てウケて満足して終わる。
そしてこう思うのだ。
「こいつマジでふざけてんな」
・まとめ
誰しもが「ふざけて遊ぶと楽しい」のかは分からないが、少なくとも私はそれが楽しく感じる。
何度も言うが普段の私は至って真面目な人間である。
ちなみに「ふざけて遊ぶと楽しい」には色んな言い方が存在する。
・ふざけて遊ぶと楽しい
・知能を下げると楽しい
・馬鹿になると楽しい
・IQを下げると楽しい
言葉は違えどこれ等は全て同じだと私は思う。
何にせよ普段は真面目な人ほどに「ふざけて遊ぶ事」は重要だと私は思う。
何故なら真面目な人間がふざけていると本人も楽しいし、それを見ている周囲の人も楽しいからだ。
普段からふざけている人がふざけた所で特に面白くはないのである。
最後に私が好きな台詞を二つ書いて終わりとする。
「Why so serious?」by ジョーカー
「まともであることの、なんと下らないことか」by ブラッドボーン