![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56728469/rectangle_large_type_2_12f2d18e3404c99faf6019473d6582e8.jpg?width=1200)
いまさらブリザード
こんにちは。後攻5割です。 Twitter @DMP_koko5wari
noteの投稿は7回目になります。よろしくお願いします。
全文無料です。 が、試しに投げ銭形式にしてみます。
ご意見、ご要望等あればTwitterのリプ・DMにお願いします。
今回は【ダイヤモンド・ブリザード】というデッキについて緩く解説します。
既にスタン落ちしており、ADでしか使えないデッキとなりましたが、その強さは健在です。
全盛期ほどの理不尽さは見られなくなりましたが、それでも使っていて楽しいデッキの一つです。
私自身の暇潰しと、一定の需要があったので書いてみることにしました。
【ブリザード】を使い込んできた人にとっては当たり前のことばかり書いていると思います。ご了承ください。
ブリザードの特徴
ブリザードの能力により、リソースの途切れない速攻が可能になります。これが最も大きな特徴です。
進化元となる小型スノーフェアリーにもそれぞれ役割があり、彼女らの用兵次第で勝敗が決することも多いです。
経験と知識が物を言うデッキです。それらをできるだけ言語化して伝えたいと思います。
デッキ構築・採用カード解説
デッキの紹介です。
見ての通り、大半が3コスト以下のクリーチャーであり、【ブリザード】を絡めて大量展開しながら殴り勝つデッキです。
少し物足りない突破力・盤面制圧力・防御力を【ソーラーコミューン】【コロビナー】で補っており、攻守共にバランスの取れたデッキと言えます。
ここからは採用カードの解説をしていきます。まずはスノーフェアリー軍団からです。
【ポレゴン】4枚
このデッキの最軽量クリーチャーです。主にブリザードの進化元、終盤の過剰打点形成として役立ちます。
ただし、盾を殴ると手札に戻ってきてしまうため、殴るタイミングには注意が必要です。2ターン目はほとんど殴りません。
【コートニー】4枚
2コスト帯の小型クリーチャーです。
2ターン目のプレイ優先度は低いですが、足りない白マナを補完して【コミューン】の手打ちを可能にしたり、素のパワー2000ラインが役立つことがたまにあります。
地味に【ドルバロム】のマナ破壊を防いでくれます。(盤面は崩壊します)
【サエポヨ】4枚
ぶっ壊れハンマー女です。よく考えると明らかに2コストの性能じゃないです。
アグロミラーのトンカチ合戦、中盤以降の高打点として機能します。
環境に多い、パワー6000ラインのクリーチャーを容易に越えられるのも魅力的です。
【パルティア】4枚
主にブリザードの進化元として運用します。
長期戦になった際、墓地に落ちたブリザードを回収して継戦能力を高めてくれる、地味にありがたい存在でもあります。
余計なカードを回収してしまうこともあるので、出すタイミングには気をつけましょう。
この子が一番可愛いと思います。
【メリッサ】4枚
除去されるとマナに行く子です。主に除去コントロール系対面で役に立ちます。
ブリザードの能力と相性が良く、序盤にマナ送りにしておけば、中盤以降の大量展開を助けてくれる存在になります。
【ピーチプリンセス】4枚
このカードも結構壊れています。盤面にいるだけで、ブリザードの得意な大量展開を更に爆発的なものにしてくれます。
効果を勘違いしやすいのでよく読みましょう。
少し計算がややこしくなることがありますが、落ち着いて考えれば問題ないはずです。
3ターン目にブリザードを重ねずに【ピーチプリンセス】をプレイし、次のターンに2コス+【ブリザード】で一気に攻める等のテクニックは覚えておくと良いでしょう。
【ブリザード】4枚
元祖アグロの女王です。過去に泣かされた人も多いと思います。
リソース補給・大量展開の要であり、自身のパワーも5000あるので軽量除去を避けてくれます。
このカードをプレイするタイミング次第で勝敗がひっくり返ることも多々あります。
脳死で3ターン目にプレイするだけでなく、4・5ターン目の進化速攻要員としてキープしておく等、様々な運用法があります。
【ヤッタルワン】2枚
マナブースト(元気の前借り)により、4・5ターン目の展開を非常に強力なものにしてくれます。
代表的な例としては、【ヤッタルワン】→【進化の化身】→【ブリザード】の流れでしょうか。
それ以外にも、3ターンブリザードの後に出すことで打点を増やしたり、そこそこ器用な動きができます。
アグロ対面で後攻を取ったときに重宝するカードです。
4枚では多すぎることと、枠の都合上で2枚の採用です。
【進化の化身】4枚
手軽に【ブリザード】を持ってこれる高パワーおじさんです。
コントロールデッキにとっては、こいつが一番イヤだと思います。
【ブリザード】をプレイできるかどうかが勝率に直結するため、妥協せずに4枚採用です。
【ヤッタルワン】のおかげで、アグロ対面でもプレイする余裕が生まれました。
【コロビナー】2枚
アグロ対面・メカオー対面の有効トリガー、タップキルしながら打点を増やせるといった特徴があります。
白マナの補完としての役割もあります。白6がちょうどいい気がします。(諸説)
有効に働く場面が少し限定的なため、2枚の採用としました。
【ソーラーコミューン】4枚
【ブリザード】のために作られたカードといっても過言ではないです。
トリガーによる逆転、盤面制圧、ブロッカーの突破。全てがこのデッキと噛み合っています。
削る理由が見当たらないので4枚採用です。
不採用カード解説
基本的にデッキの枠がほぼ固定されていてギリギリであるため、【コロビナー】と入れ替える程度のものです。
【アポカリプス・デイ】
黒緑速攻、ツヴァイランサーに対して有効なトリガーです。
これらが増えた場合は採用すべきだと思います。
手打ちが難しいこともあり、現環境では優先度が低めだと思います。
これしかなかった…何かあったら教えて下さい。
基本方針・動きのテンプレ
ブリザードを使う際の基本的な考え方と、よくある動き方について紹介します。
基本を知ることで、毎回立ち止まって考える時間が減り、相手の動きに注視する余裕が生まれて勝率が上がると思います。
【基本方針】
小型スノーフェアリーをマナに埋めながら、ブリザードの着地を優先しましょう。
先攻なら3ターンブリザードでリソース補給を優先し、後攻ならブリザードを後回しにする(4ターン目)ことも視野に入れると良いでしょう。
後からブリザードで回収することを踏まえて、プレイ優先度の高いスノーフェアリーを先にマナゾーンに埋めて、弱いスノーフェアリーの上にブリザードを重ねる意識を常に持ちましょう。
最終的にバトルゾーンに残す優先度は、
サエポヨ≧ピーチ>メリッサ>コートニー>パルティア≧ポレゴンです。(あくまでも目安として)
リソースを稼いだら、できる限り打点数とパワーラインが上がるように展開します。相手のデッキタイプに有効なクリーチャーを展開できると良いです。
【進化の化身】【ヤッタルワン】【ソーラーコミューン】【コロビナー】は、状況に応じてプレイします。これらのカードを上手くキープできるかどうかが鍵です。
【テンプレ】
頻出パターンを列挙します。上記の、バトルゾーンに残す優先度、マナ埋めの優先度と照らし合わせながらイメージしてください。
1.ポレゴン→2.サエポヨ→2.ブリザード(ポレゴン進化)
2.パルティア→3.ブリザード
2.サエポヨ→3.ピーチプリンセス→4.パルティア&ブリザード
2.サエポヨ→3.ピーチプリンセス→4.2コス&進化の化身
2.ヤッタルワン→3.進化の化身
2.ヤッタルワン→3.ポレゴン(ピーチ)&ブリザード
対面有利・不利
ぱっと見られる感じで書きます。ここでは深く掘り下げません。
・有利
ガントラ リーフメビウス 天門抜きコン ミラクル マルコ
・五分
アポロ メカオー カチュア系
・不利
ツヴァイ 黒緑速攻 天門系
自分より速いデッキ、受けの強すぎるデッキに対しては不利がつきますが、それ以外にはかなり戦えます。
あくまで参考程度にお願いします。他に気になるデッキがあれば教えて下さい。
対面ごとのプレイング
ADはデッキタイプが多すぎるため、全ての対面を書ききるのは大変です。
使用率上位5種類ほどに絞って書いていきます。要望があれば追記します。
【ガントラ】
順調にいけばこちらが先にリーサルをかけられます。
ガントラやトリガー獣のパワーを上回るクリーチャーが多いため、丁寧に処理しながら立ち回ることを意識しましょう。
ガントラに限った話ではありませんが、アグロ対面ではお互いのリーサル計算が非常に重要になってきます。
特にガントラの場合、トリガー獣とSAによる打点生成力が高いため、トリガー獣を踏むとまずいタイミングでは殴らないようにしましょう。
目安としては、盾を2枚割る→過剰打点で突撃が多くなりがちです。
スパークはケアできないため、最初からあまり意識しない方が良いはずです。
【天門抜きコントロール】【ミラクル系】
ブリザード、進化の化身の高パワー組から順番に殴っていれば勝てます。
この対面では、【メリッサ】と【パルティア】の能力が活かせます。
【ジャックアルカディアス】や【ファントムバイツ】をケアして下から殴るより、【デーモンハンド】で【ブリザード】を処理されてからの全体除去をケアした方が良いです。
リーサルを狙うターンのみ、下から殴ることを検討しましょう。返しの除去札やブロッカーの有無を考えるのが重要です。
【アポロ】
アポロが着地したら負けです。
アポロ着地前にチクチク殴り切るか、コミューンで盤面制圧するかの2択です。
相手のマナ置きや展開を見ながら、間に合うかどうかの判断を早めに下しましょう。相手にキーカードを与えないように、盾を殴らないプレイングが重要になります。
【メカオー】
以前は有利と言われていましたが、【エルカイオウ】の登場で少し厳しくなりました。
高パワーの打点を生成し、【ソーラーコミューン】で盤面を処理しながら盾を少しずつ殴っていきましょう。
うまく処理ができず、先にフェニックスを立てられてしまう場合は盾を殴らず、【マーキュリー】がないことを祈って横展開し、次のターンにリーサルをかけることを目指しましょう。
小ネタとして、【メリッサ】で殴る→ブロックされたら【ブリザード】等でトンカチというものがあります。攻撃を通された場合、ブロックされた場合のメリットデメリットを天秤にかけて判断しましょう。
小ネタ
たまにまれに役立つ小ネタをまとめます。思い出し次第追記します。
・ブリザードのパワー8000
サエポヨ→何か→ブリザード(サエポヨ重ね)をすることで、サエポヨのパワー上昇がブリザードに引き継がれます。
・下からトンカチ
メカオーの項目でも書きましたが、パワーの低いクリーチャーで相手にブロックさせて、そのブロッカーを上からトンカチすることで盤面が有利になることがあります。
・パルティアとブリザードの順番
墓地に落ちたブリザードをパルティアで回収→ブリザード進化とすると、ブリザードがマナに落ちる確率が上がってしまいます。
先に進化した後にパルティアをプレイし、余ったマナで進化の化身を出すことで安全にブリザードを手札に加えることが可能です。
パルティアの使い方はこれ以外にも確率論的に応用が効きます。(トップコミューンの確率を上げる等)
・コミューンの受けを強くする
自分のラス盾コミューンに祈る時は、進化の化身等ではなくできるだけスノーフェアリーを展開しましょう。
意外と忘れがちですが、重要なことです。
おわりに
ここまで読んでくださってありがとうございます。
書きたいことがたくさんあった気がしますが、5000字程度で収まってしまいました。
ご意見、ご要望等あればツイッターのDMにお願いします!
細かいプレイングの相談も自分なりに精一杯サポートさせていただきます。
今後も何か書くと思われるので、その時はまたよろしくお願い致します。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?