動画制作こぼれ話:2021年11月まとめ
月イチぐらいのペースで作りたいなぁなんて思いながらも、前回の実写動画から4ヶ月も過ぎてしまいました。
というわけで、かなり久々の実写動画となりました。
この記事では、前回からの改善点など色々雑にまとめていこうかと思います。
新しく試したことなど
外部モニターを導入した
今回、撮影用の外部モニターを導入してみました。撮影をする際は、カメラと被写体の座り位置が離れているわけですが、カメラとケーブルで繋がれたモニターを座り位置にいながら確認することができるようになったので、前回よりも撮影時間を短縮できたと思います。
外部モニターを使うことで、録画ボタンを押すまでの段階で、アングルや構図、小物の配置などを試行錯誤することが簡単になり、シネマトグラフィを意識した絵が撮りやすくなりました。
カラグレを効率化しようとプラグインを買ってみた
VisionColorのフィルムエミュレーターとLUTsのセットを購入してみました。色んな種類のフィルムをエミュレートできるプラグインで、今回の動画でもFUJIのフィルムエミュをかましています。
もっとカラーグレーディングを効率化できるものかと思いましたが、それだけではなかなかイメージ通りに出来ず。撮影自体まだまだ下手なのでクリップごとのバラツキも多く、色味を合わせるためにも手動で調整しなければならないため、結局カラグレには相当な時間をかけました…。
色々簡単にできる Davinci Resolve
VFXでニキビを消した
かなりどうでも良い話なんですが、鼻の横のニキビがなかなか治らず、試しにDavinci Resolveの「パッチリプレイサー(体験版)」で除去してみたところ、予想以上に簡単に綺麗に消えて驚きました。
別にこの程度のニキビぐらいあったって良いのですが、一回試してうまくいっちゃうと気になってしまい、これをきっかけにDavinci ResolveのPro版にアップデートするか…と最終的に有料版を購入してしまいました。(まぁ色々Fusionとかの機能も充実しているし…)
最初はBlender(無料ソフト)で以下のようなチュートリアルを見ながらやろうと思ったものの手順が複雑すぎて諦めました。(全カットをこれでやろうとするのは困難…)
モーショントラッキングが優秀
Davinci Resolveには、モーショントラッキング機能も完備しており、上記のようにノイズを追従して除去するだけでなくスキントーン調整なんかにも使えます。
例えば、肌色だけ抜き出してマスク化し、マスクを顔の動きに合わせてトラッキングして色調補正する、なんてことも簡単に出来ます。(しかも無料の機能です)
参考にしたチュートリアルはこちら。
余談
引用RTなどでご指摘があったように、動画の途中で救急車の音が入っているのですが、あれは狙って入れたのではなく収録時に偶然入っちゃったものをそのままOKテイクにしたものだったりします。(偶然の産物も意外とハマる…(?))
音声レコーディングに関しては、そんなに専門的な知識がなく機材も安価なものなので、もう少し勉強したいところです。音響っぽいトピックの動画を作っておいてなんなのですが…。リップノイズもうまく除去出来なかったりしてますし。
やってることは素人の趣味なので撮影や映像制作に関してはまだまだではありますが、スキルアップ的な手応えもそれなりに感じているので、あとはもう少し作る速さを磨いていくことも意識していかねばと思います。
あと、一部の方の引用RTで小林賢太郎さんのお名前が上がっていましたが、僕自身も小林さんのメタフィクション感覚に影響を受けているんだろうなぁという自覚があったりします。自分が何が好きで何に影響を受けたか、などもいつかもう少し踏み込んで話せたら。
今回多くの反響を頂いたことは大変嬉しいです。フォロワー数が増えるとソワソワしてしまいますが、また普段通りゆるい気持ちで作っていけたらなと思います。
それではまた次回の動画でお会いできれば。
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