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刑事事件にする

人との関係は、ちょっとしたことで終わってしまうこともある。


昔は、そのことに、悲しいと思ったこともあった…


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でも、このようなことも、起きたのは必然なこと。

その時、感じた感情を表現して、綺麗さっぱり出せば、それで良い。


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そうすると、今ままでありがとう!という気持ちにもなりやすい。


僕とHさんとの別れの時期も近づいていた…


(納得できないこと)


AさんとHさんの仲に、少しづつ変化が出ていた。

意見が合わなくなっていた。


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会社にこだわるHさん

会社の事より、S氏をどうにかしたいAさん


お互いに方向性が微妙に変わっていった。


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株主の意向でもある、今の状態で会社を存続することを Hさんに、渋々、了解してもらった。もう一人の役員のTさんにも了承してもらった。


ここで、少し、

この出来事の主要な登場人物の関係性を整理しようと思う。


(対立関係)


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会社役員:僕、Hさん(美容院&エステ経営)、Tさん(山梨在住の役員)

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会社役員:Wさん(出資者で株主)


(Wさんと以前から知り合い)

Nさん(牧師さん、Wさんの代理人)

S氏(この会社の発起人)


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(この事件に関わっていない人)

Aさん(すべての登場人物を知っている人物)

    (S氏を警察に捕まえてもらいたい)


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(刑事事件!)

ある日、Aさんから、電話があった。


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Aさん「Sを訴えることを弁護士に相談していたが、どうも、今の材料だけで

    は難しいらしい…」

   「それで、もう刑事事件にするしかない。」


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   「Kさん、今までの経緯の資料を警察署に持って行って、刑事事件

    手続きをしてくれないか?」


   「もうそれしかないな」

   「Sをこのままにしておいてはいけないと思うだろ?」

   「当事者のあんたしか、これを事件にできないんだよ」


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僕「わかりました。僕にしかできないことなんですね」

 「警察署に行ってきます」


悩んだけど…

この頃から、僕は社長という立場でいる以上、今は自分の役目をまっとうする事しかできないと思っていた。


それは、Aさんから会社の社長とは?ということの話を聞いていたからだ。

刑事事件の手続きの仕方もAさんから教えてもらった。


Aさんが、この時点でも、どういう人物がハッキリとわからなかったが、もうこの人を信じるしかないと思った。


それは、この登場人物の中で、唯一Aさんだけが、

一貫した考えとそれに伴う行動をしていたからだ。


つづく…



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