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腸に良いことその3
腸内細菌の研究は、ここ最近様々なことがわかってきて、特に2019年、2020年は、いろんな腸内細菌の研究が発表されました!
ここに(腸内細菌のこと)いろんな病気の元があることが、次第にわかり始めています。
問題なのは、加齢に伴い、腸内細菌のバランスが変わってくる傾向があることです。しかも自分で気づかないうちに…
おそらく、今までの食べたり飲んできた物の影響が、加齢に伴い影響が出てくることもあると思います。
やはり、毎日の食べる物を ”体のために食しているのか?” このことがあとあと、結果として表れてしまうのかもしれません。。。
参考資料(in deepサイトより)
(腸内細菌の問題がどういった形で表れるか??)
私がいろんな方のお体を診させて頂いてわかったことがあります。
それを一つご紹介します。50代、又は60代を過ぎた辺りに多いのですが、この腸内細菌の問題が慢性化してしまうと、医学的には、全く関係ないと言われている症状との関連があることです。
それは、ふらつき、めまい、足に力が入らない、足の違和感、体を方向転換する際の転びそうになること。又は、歩いている時に体や足が蛇行してまっすぐ歩けない。
といった症状との関わりがあることが多いということです。
なぜこのような症状が起きるのか?それは、腿の前側(大腿四頭筋)と腿の後ろ側(ハムストリング)。この二つの筋肉が腸と関係しているためです。
※このお話は、また今度、詳しくご紹介します。
話を腸内細菌に戻します。
(腸内細菌は大腸にいる)
「知っておくべき、生まれてから関りがある腸内細菌の話」
①出産と同時にお母さんの産道を通って、同時にお母さんの皮膚からも菌をもらう
(お母さんの腸内細菌を受け継ぐので、母体の腸内細菌が重要)
②自然分娩か?帝王切開か?によって赤ちゃんの腸内細菌の分布が異なるとも言われている(帝王切開⇒手術の器具や医療従事者の細菌が付着する)
その為、帝王切開の多いアメリカでは出産後お母さんの産道の細菌を付着させる試みも一部始まっているという
③母乳か?人工栄養か?でも赤ちゃんの腸内細菌の分布が異なる
(母乳で育つ赤ちゃんにはビフィズス菌の数が多く、悪玉菌の増殖を抑える)
④離乳食の時期が重要(2歳半までは大人の腸になっていない)
(2歳半までは腸が網の目の粗いザルと思ってください。網の目が細かい状態が大人の腸です。タンパク質をあげる時期が早いとアレルギーの原因になります)
次回も腸内細菌のことをお伝えします。