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弁護士を解約する
僕は、自分が自分でいられることが、正しい選択をする為には、大切なことだと思っている。
どんな場面でも、自分の選択がすべてを決める
人生は、そう考えると選択の連続。これを人にゆだねてしまうと、とんでもないことになる…
同時に、自分で選択しないということも、自分で選択しているということ…
僕は、この出来事の経験で、その重要性を知った。
それには、自分の周りにいる人がどういう人なのか?
これがとても重要だということも知った。
どの人を信じれば良いのか。
そして、どういう選択をすれば良いのか?
僕は、その選択を迫られていた。
(会社を解体するべきか?)
「Kさん、会社を解体するのは、今しない方が良いかも」
いつも信頼していた、Hさんが、こういう言葉を言うことが多くなっていた。それは、僕が間違った行動をしている。という指摘でもあった。
Hさんも、Aさんと同じように、S氏に対しての憤りを感じていたということでは一致していた。
S氏をどうするか?
ということを考えた行動を優先することが、重要だと2人は思っていた。
では、僕はどう考えていたかというと?
自分に降りかかる社長という責任を一刻も早く、拭い去りたいと思っていた。
これは、当事者しかわからないと思うが、とても不安な状態を過ごさないといけない。
自分でも自分をコントロールできないような状態になっていたのかもしれない。それは、誰もが信じられない状態になっていたからだ。。。
それだけ、自分で自分をコントロールできない状態とは、不安や恐怖を生む。
僕 → 会社を解体することを考えて行動
Hさん、Aさん → S氏を追い詰める為に行動
次第に、Hさんは、僕を批判するようになっていった…
会社の役員3人(僕、Hさん、Tさん)で同意し、会社を解体することを決めた同意書を解消したいと、Hさんは言ってきた。
僕は、悩んだ…
税理士さんにもお願いしており、僕がGOを出せば、すぐにでも手続きは出来る。Y弁護士とは、S氏を駅で待ち伏せして捕まえるための日取りも決めようとしていた。
僕は選択を迫られていた。
僕は、こうした状態をY弁護士に話した。
僕「Hさん、Tさんは、同意書を解消したいと言っています」
「このまま会社を解体することを進めて良いでしょうか…?」
Y弁護士「私は、進めた方が良いと思います」
僕「でも、僕はHさんに、自分の事しか考えていない。と言われています」
「とても辛いです…」
Y弁護士「・・・・・」
僕の今の、この状況を考慮した、僕自身の気持ちを汲み取った言葉が聞けなかった。。。
これは、以前から感じていた。
クライアントのことを考えた言葉が聴けなかった。
心が感じられなかった。。。
僕は、ギリギリで、Y弁護士との契約を解約することを決めた。
つづく…