みちる

26さい、会社員。優しくて強くなりたい。 なかなか上手く生きれない自分を支えている考え、大好きなひとや暮らし、読書について綴っています。 よしもとばななの小説を読むこと、バレットジャーナルを書くこと、手紙を出すことがすき。

みちる

26さい、会社員。優しくて強くなりたい。 なかなか上手く生きれない自分を支えている考え、大好きなひとや暮らし、読書について綴っています。 よしもとばななの小説を読むこと、バレットジャーナルを書くこと、手紙を出すことがすき。

マガジン

  • 今週のつれづれ。

    1週間を過ごす間に心に去来したいろんな気持ち、考えを綴ります。とりとめもないです。

  • 心に刺さった歌詞集

    心に刺さった歌詞を引用し、語らせていただきます。

  • 前進、あるいは前進のように思われるもの

    わたしの人生が前進したな、と感じた気づきを綴っています。

最近の記事

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お客様体質のほんとうの意味

大学院生の頃、わたしは研究室でバイオ研究に従事していた。 その頃のわたしの状態は、なぜだかまるでゲームでHPが減り続ける毒沼に落ちたみたいに、全てがうまくいかなかったのである。 配属されて最初の方のプレゼンで、自分の研究の意義を否定されたように感じたこと。また、大人同士が学生について話しているのを側で聞いて、まるで品定めするようなその態度になんとなく嫌な気持ちになったこと。配属されて間もない時期に遭遇したこれらのことが原因で、だんだん周りに心を閉ざしていった。 "みんなは

    • 最高の有休の過ごし方。

      早起きして丁寧に髪を巻いて、化粧をする。 待ち合わせは、カフェの前。 港の近くの駅は、都会の忙しなさが和らいで、のんびりした雰囲気が漂う。 カフェの窓からは、水族館の入り口に向かうカップルや家族づれが次々流れていくのが見える。水族館に行こうとしている人たちは、みんなリラックスしているようにみえた。田舎暮らしで、会社の人としか顔を合わせていない生活だったから、窓の外をゆく人々の表情は新鮮で私を幸せな気持ちにした。 カフェを出て、水族館に入る。 ベルーガの前のベンチに座って、彼

      • 親しくない方に「おすすめの小説を教えて」と言われると、やむにやまれないほど好きなとっておきの一冊じゃなくて、つい無難なものを紹介してしまう。 とっておきの一冊の良さは、言葉にできないから。

        • ありのままの強くて弱いわたし

          彼といると、子供のころ弟とずっと二人で過ごしていたことを思い出す。両親がいつ帰ってくるかわからない。明日も明後日もたぶんこのまま、二人で遊ぶ。怪我することよりケンカをすることより何より1番怖いのは退屈で、何して遊ぶかだけ考えていた。私のこころは一生あの頃のまま。コクトーの恐るべき子供たちを読んだ時にぞくりと気づいてしまった。 ものすごく素直で子供っぽい彼といると安心するのは、あの時の気持ちになれるからだ。弟はわたしを置いて、すっかり大人になってしまった。 散歩が好きだった。

        • 固定された記事

        お客様体質のほんとうの意味

        • 最高の有休の過ごし方。

        • 親しくない方に「おすすめの小説を教えて」と言われると、やむにやまれないほど好きなとっておきの一冊じゃなくて、つい無難なものを紹介してしまう。 とっておきの一冊の良さは、言葉にできないから。

        • ありのままの強くて弱いわたし

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          10本
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        記事

          近くて、遠いあの子。

          この一連の動作は、すっかり私の毎朝の日課になっている。 私と同い年の"彼女"は、毎日note投稿を続けている。 会ったこともないし知らないけど、どうしてか毎朝見たくなる。 作家さんやエッセイストではないから、めちゃくちゃ文章がうまい!と思うわけではないのに、なぜか。 彼女のキャラクターが、どうしても私を惹きつける。自由奔放でいながら、堅実にも見える。ロマンチストなのか、冷めているのかもわからない。一見して自慢にも取れるようなことをさらっと書いてしまうのに、不安な気持ちや恥ず

          近くて、遠いあの子。

          そこらへんのバンドのMVに出てきそうなアジアの繁華街歩きたい

          そこらへんのバンドのMVに出てきそうなアジアの繁華街歩きたい

          最高の逃避行

          いつかの最高の逃避行を、フィクションとノンフィクションを織り交ぜてお届け。 自分のために、大事な思い出の備忘録として。 土曜日の夜。 退勤後、息もつかずに急いで泊まりの支度する。 最低限の荷物を準備したあと、ふと思い出して彼がくれたお揃いのふざけたTシャツをリュックに詰め込む。急いで電車に乗らなきゃいけないのに、お気に入りのブラウスやらイヤリングやら、なくてもいいのについついカバンに入れたくなる。 最寄りの単線電車は真っ暗な田んぼの景色の中で幻想的に光りながらホームに滑り

          最高の逃避行

          今週のつれづれ。(3/7-3/11)

          月曜日。 彼と昨日から雪国に遊びに来ていた。素敵なホテルでステイ。昼は牧場で動物と戯れる。人間って比較的小さい動物なんだということを思い出す。3月だけど雪深く、一面の雪景色はなんだか心のどこかをシンとさせる。露天風呂で、お風呂のヘリに頭をもたせかけて目を閉じる。外の空気を香りながらお風呂に入っていると、不思議な気持ちになる。いつもきちんと会社に行っている自分は、随分と窮屈な思いをしているんだなぁ、と。 夜は、彼と少しギスギスして話し合いをした。 想いを伝えるのが難しい。わたし

          今週のつれづれ。(3/7-3/11)

          今週のつれづれ(2/28-3/4)

          月曜日。 朝から、ゆったり紅茶を飲み、洗濯をし、少し縫い物をした後、運転免許の更新に出かける。 写真を撮られることを想定して、丁寧に化粧をする。納得できるところまで仕上げたところ、意外と時間がかかってしまい、サッと家を出る。 久しぶりに住宅地の中を1人気ままに歩いた。こういうまるで野良猫みたいな散歩が好きだ。住宅地って、場所によってトーンみたいな物が違う。まるで布屋さんで布を見ている時みたいな感じだ。 ベージュのリネンのざらっとした布。濃い色のビロードの重たい布。可愛くプリ

          今週のつれづれ(2/28-3/4)

          今週のつれづれ(2/21-25)

          月曜日。  友人とたくさんLINEした。一人はわたしにものを送ってくれた友人で、確認とお礼の連絡を。もう一人は学年の違う友人で、彼女は春から社会人になるため関連した相談を受けた。どちらも大切な友人で、テンポ良く楽しく会話でき、テキストメッセージでも彼女たちの温度が伝わってくる。わたしには、与えられたものを喜ぶ力と、親身に話を聞く力がある。自分の持っている力を大切な人たちに惜しみなく使うこと。これがわたしの望む在り方だ。  作り置きの煮物の味が染みていた。満足。 昨日の夜、も

          今週のつれづれ(2/21-25)

          今週のつれづれ(2/14-2/18)

          月曜日。 今日はものすごく予定通りに仕事が進んだ。帰宅して、母が作って送ってくれたおかずとシュークリームを食べて大満足。 月曜日はアニメの最新話を見る日で、とても楽しみだ。今日はさらに決まった時間にお風呂に入って、洗い物も済ませて寝ることができたから大満足。これは幸先がいいぞ、と思いながら眠りにつくことで、自分を鼓舞しているわたしがいる。最近はなかなか仕事に対するモチベーションが上がらない。 だからこそできるだけ丁寧に生活をする。 火曜日。 今日もシュークリームを食べる

          今週のつれづれ(2/14-2/18)

          君の瞳は一万ボルト

          資生堂のコマーシャルに心を奪われてしまった。 君の瞳は一万ボルト 地上に降りた最後の天使。 なんてキャッチーなんだろう。 本当に素敵なメロディーって色褪せないんだな。 化粧品業界という業界はあまり好きではないと感じることも多いけど、女性がワクワクすることに100年以上貢献してきたことは本当に素敵だと感じる。 祈るように口紅を引く瞬間、心がキリッと引き締まる。わたしにも確かにこういう瞬間がある。 まだまだこの世の中では、女の子って本当に楽しい〜!と手放しにはいえないけ

          君の瞳は一万ボルト

          今週のつれづれ(2/7-2/11)

          月曜日。 生理前の食欲がすごい。なんでも食べたい。 今週1週間用に買ったアルファベットチョコを次から次へと口に運んでしまう。 ずっと引き出しに入っていた冷麺を食べた。真冬に冷麺食べるやつです、どうもこんにちは。 先週で色々ひと段落してやる気がどこかへ行ってしまったような気もする。でも、自分で決めて舵を切っていかないといけないなという気持ちもある。やる気がない時はいつでも突然やってくる。だからこそ、やる気がなくても動けるような仕組みづくりが肝心だ。これは大学院生時代に学んだこ

          今週のつれづれ(2/7-2/11)

          知り得ないけど、知りたくて。

          澱みを押し流すように、疲れ切った体に琥珀色の液体を流し込むひとときが好きだ。 古代エジプトで、ピラミッドを作る人たちに報酬として与えられたもの。これがビールの由来だと初めて知った。ついこの間のこと。 それを聴いたとき、何かがわたしの琴線に触った。見たことも聞いたこともないはずなのに、土埃と汗と、灼熱の日差しを感じた。苦しい。あと一歩進めば、力尽きて倒れてしまうかもしれない。朦朧とするような暑さの中、太陽はなかなか沈まない。 わたしにとって異国の観光地、ランドマークでしかなか

          知り得ないけど、知りたくて。

          今週のつれづれ。(1/31-2/4)

          月曜日。 コンビニで使える半額クーポンが1000円分あった。2000円からしか使えないから、1000円分買い物をしたけども。普段コンビニで1000円も買わないから変な感じ。得したんだか、損したんだか。こんなにコンビニで爆買いしているところ、会社の人に見られたくない。でも最近はいかに安く食材を仕入れるかしか考えていなくて、このスイーツはどんな味がするんだろう、、と想像することも少なくなっていた。たまには頭を使わないこんな買い物もありか。 夜は鱈のキムチ鍋を作り、ネギつくねを焼

          今週のつれづれ。(1/31-2/4)

          その人の矢印を見ている

          価値観が合うことが必ずしも大事だとは思っていないです。 値観が合わなくても尊重しあえるかの方が大事だと思います。 価値観ってそもそもなんだろう。 周りの環境から形成されるものがほとんどではないでしょうか。 本当にその人に固有のものなのでしょうか。 あなたが選んだその服、その言葉、その方法。 自分に固有のスタイルだと自信を持っていえますか。 絶対に周りに影響を受けている。 もちろん影響を受ける中で、居心地の良いものに固まっていくことはあるでしょう。 でも価値観ってあまりにも

          その人の矢印を見ている