RIDDLEの行方 -20th Anniversary Live-
途中で力尽きて、眠らせてました。
ただ、BIGMAMAのセトリが良過ぎて、書く気を取り戻しましたので、暇潰しにどうぞ。
急に肌寒くなったと思ったら、夏に戻ったと思わせる日もあったり、ふと気付くと夜が早く顔を覗かせた9月。
こんな月末の忙しい金曜日に、20周年記念ライブを捩じ込むベテランバンドRIDDLE。
今まで10回ぐらいはライブを観に行った気がします。最後は去年のcolor of smile 19ですだと思います。
元々はインディーズを好んで聴くようになったタイミングで、1st ミニアルバムの「soundview」が発売され、激ブッシュされていたので買ったのを覚えています。
メロコアよりもポップパンク好きだったので、何かザクザクしてるなと思って聴いていました。
当時の自分の中で凄く好きだとはならなかったのですが、続く1stアルバムの「Butterfly Effect」も「Never close my eyes」を聴きたいが為に買うぐらいの感じでした。
相変わらずザクザクしていました。
そんな個人的に凄く良くもなく、悪くも無くというバンドを初めて観たのは、TRIBAL CHAIRの「Accept the world」のツアーでした。
まだ大学生だった私はライブ終わりに会場から出てきたボーカルの方に睨まれた(恐らく被害妄想)事により、そのライブの感想は思い出せません。
その印象を引き摺っていた矢先、sound-tvか何かで、「Mystery」のMVを観ました。
RIDDLE、メロコア辞めたのか。。。という思いはありつつ、こんなのあるのかという衝撃が強く、2ndアルバム「BLUE」を無事購入しました。
そこからはずっとCDを買い続け、今に至ります。
RIDDLEのおかげで北浦和KYARAに行く事が出来たり、BIGMAMAやArchery Sound Systemを知ることが出来たと思うと、有り難いが強い部分もあります。
そんな個人的な歴史がありつつ、久しぶりに向かう新宿ACB。何年ぶりかも、前に誰を観たのかも覚えていませんでしたが、何だか懐かしい気分にもなりました。
実際にはそんな悠長さはなく、開演時間を3分ほど経過しており、焦っていました。
ただ、運良く押していた為、ほっとしました。
ビールを注文し、開演を待つ中、そこまで混んでいない状況でRIDDLE大丈夫か?となりましたが、最後には体感的には2倍近くに増えてましたので、なんか安心しました。
と言う長い前置きでしたが、いざ開演。
雑多な感想です。
1.discommunication
このタイトルの曲は9mm〜とRIDDLEしか知らないです。
イントロのザクザク感と終始畳み掛けるところはこれぞ1曲目ですね。収録されてるミニアルバムの1曲目ですしね。ブチ上がりました。
ギターは初見のミヤさん。何の違和感もなく素晴らしかった。
2.Lost and Found
え、もうギター代わるのか。。という衝撃で迎えた2曲目。個人的名盤「alight」から、Bメロ的な部分が印象的なこの曲。アルバム全体がメロディーの良さを最重要視した一貫性のあるものと思っているんですが、その中でも哀愁感と疾走感が良い塩梅になってる好きな曲。
Azamiのフエンさんも初見。今までのRIDDLEに居ないタイプで、それもまた良かった。
3.Prelude
ライブで聴いたの初めてなんじゃないかと思うぐらいですが、イントロの攻め具合と相変わらずのザクザク感、サビのメロディーが抜群に好きな曲。
そして、またギターが代わるという暴挙に登場した元メンバー関村さん。社会人になって、ライブに行く事から遠ざかっていたタイミングで新メンバーとして加入し、RIDDLE目当てにライブを観に行ったなと少しセンチメンタルになりながらも、あれ、この前まで重病だったんじゃと感じさせず、ただただ関心してました。
4.trail of summer
秋であるこのタイミングで夏の終わりを感じさせるこの曲。沁みました。またしても、ギターが代わりバギオさん。こんなに毎回代わるなんて正気かと思いつつ、ギタリストが代わってもトラブルが起きないこのバンドの強さに圧倒されましたね。
5.iolite
Harmony&Speedを明確に掲げ始めた時の1曲目。2段階的なサビが個人的に好きな曲。語り的な歌い方を入れ始めたのもこの曲が最初かもなと思いつつ、ギターはまたも関村さんに。もしかして、ずっと1曲ずつ代わるのかとある種の恐怖を感じました。
6.entity
前回から4年くらい間隔が空いて発売された5thアルバムからの2曲目。メロコアというよりもRIDDLE節が炸裂しており、アルバムの締めでもおかしくない曲。この曲ももちろん好きです。
ギターはバギオさんにチェンジしたので、予想は的中してしまうのか。。。
7.Reach to the horizon
お馴染みであるも、嫌でも気持ちが昂るこの曲。サビのBurning Engineの歌詞同様に燃え上がりましたね。ギターはフエンさんに代わり、やる事のえげつなさに感動を覚えてました。
8.Another wish, another future
全体的にポップであり、万人受けしそうな曲でありつつも、これもRIDDLEだとねじ伏せていると勝手に思っている名曲。前半のハイライト的な曲でもあったように思います。
ここではギターは代わらず、少しホッとしたのも束の間でした。
9.supersonic
1分半程の比較的ショートチューンですが、体感的にはより短く感じました。どの曲も安定感が抜群だなというのを、毎回ライブを見る度に思いますね。ギターはミヤさんに。。。
10.SIREN
少し重めのイントロから始まるこの曲。今までのアルバム曲とは異質感がありつつも、Aメロからの流れは秀逸で、周りの反応を見ると人気曲だなと改めて思いました。ギターは代わらず。
11.Dance with my secret
確か、Archery〜をオマージュした曲だったかと。冬に聴きたくなる、そんな曲。アルバムが出た時は一番好きでした。メロコアを一切排除してる点も。
ギターは関村さん。その点も含めてグッと来ましたね。
12.melt with you
続くはシリーズなのか、WRONG SCALEをオマージュしたこの曲。レコ発で聴いたのが最初で最後だった気がします。イントロからリスペクトが溢れ出ていますね。WRONG SCALEも好きなのて、聴けて良かった。
13.RED
一番新しいepの中の一曲。イントロ→Aメロと激しく、Bメロで少し緩め、サビで爆発させるかと思いきや、RIDDLEにしては珍しくしっとり目なサビ。楽曲単位ではあまり聴いてなかったんですが、ライブで聴くと良さが分かりました。ライブ映え。
14.MISTAKE
Aメロでクラップするところ含めて定番と言ってもいいと思う曲。サビは言わずもがな、Bメロが特に好きですね。何回聴いても飽きないな。
15.Clarity
相変わらずのイントロ作りが上手いなと思う曲。
サビ直前にコーラスが入り、美メロで締める感じ。スルメ的な曲な気がします。
16.starfield
タイトルの通り、キラキラした感じ満載の曲。ドラムのリズムが良いアクセントになっている。人気曲ではあるものの、個人的にそんなにハマらなかった。何故かは不明。
17.Mystery
RIDDLEへの見る目を変えた一曲。あんなにザクザクしていたのに、急にピアノから始まりますから。良い意味で裏切られましたね、あの時は。ブログで元はアイドル向けに作っていたと言ってたような。
節目節目にライブで聴いてる気がしますが、今回も聴けて満足。
18.Like A Movie
ロードムービーに使われそうな曲。歌メロが良くて、収録されたepの中で一番好きだったので、良かった。ギターのバギオさんの笑顔込みで。
19.My name is
まさかの新曲。2ビートでドラマティック。あたらしい名刺代わりの一曲になりそうで、今のRIDDLEだから出来たんだろうなとも思えました。
20.Paradise city
続いても新曲。去年のカラスマでやってた気が。気のせいかも。今回のイベントのトレーラーに使われていたからかも。シンガロングと疾走感は健在でした。私はMy name is派です。
21.G.D.C.P
終盤でも畳み掛けてくるセトリ。RIDDLEを観る度に燃え尽きようとしてるのかと不安になりますが、毎回なのでこれで無ければと思ってしまうのは私だけでしょうか。
22.H&S
RUFIOの「Above Me」いや、RUFIO好きには堪らないファスト・アンド・メロディックな名曲。無条件で爆上がりしました。帰り道にMVを見返しました。途中でギター変わるし、やりたい放題でしたが、圧巻の一言。
23.kiss the future
ポップでメロディアスで、雨が止んだ後に聴きたくなる曲。この曲の入ったアルバムalightは全曲好きだな。
24.BLUE
RIDDLEで1番好きな曲。アルバムBLUEの一曲目であり、新たなRIDDLEの方向性を示したように思っています。ずっと追っていこうという気持ちになった思い入れも詰まってますね。感無量。
25.accelerator
BIGMAMAの柿沼さんが登場。何をやるかと思いきや、まさかのこの曲。常にフロアがカオス化してる印象ですが、関係性を考えれば、そうなるなと腑に落ちました。途中でベースの俊輔さんが「秘密」を歌い出して、面白くもあり、感慨深かったです。
26.Close my eyes
the telephonesの石毛さん登場。ボーカルの崇尋さんがMCで泣いている光景が焼き付いています。
相変わらずのイントロの長さだけど、初期衝動が詰め込まれた名曲だなと、改めて感じました。この曲が始まりなんだなと。
相当なバンドの方々が観ていらっしゃいまして、同窓会みたいな雰囲気もある祭りでしたね。
会場出たら、崇尋さんがどなたかと話をされており、それを見ていたら睨まれました。
気のせいだといいな。