中学校の部活選び。吹奏楽部に入部した理由←中学生あるある。それが失敗だった話。
今回は、娘が不登校になってしまったきっかけ、部活動について書いてみたいと思います…。
娘は中学校入学後、コロナ休校を経て、いわゆるブラック部活に入部しました。休みが少なく、拘束時間が長い部活です。文化部なのに、体育会系の部活…。
お察しの方も多いと思いますが、
吹奏楽部です…。
パワハラなどはないので、道徳的にはブラック部活ではなかったものの…。
顧問は女性でしたが昭和気質で熱く、先輩方は技術的にも意識的にもハイレベルな子の集まりでした。
娘の中学の吹奏楽部は、全国区で活躍しており、相当レベルが高い事は知っていました。
小学校高学年から吹奏楽を始めた娘でしたが、体力もある方ではなく、6年生では起立性調節障害の診断を受けていたので、この環境に入れるのは躊躇しました。
一緒に小学校で活動していた娘の仲の良いお友達は、吹奏楽部に入部する事に迷いはありませんでした。
娘は音楽は好きですが、絶対に吹奏楽を続けたかったかというと、そんな事もなかったのでは?と今では思います。
文化系の部活では、活動が週に数回のゆるい感じの部があり、そこに入部する子たちもいました。
娘には断然こちらのゆるい感じの部が向いていたと思います。多分、本人もそう思っていたはず。
では娘がなぜ吹奏楽部に入部したのか…。
活躍している部活の一員になりたかった
仲良しのお友達と一緒だと安心
この2点に尽きると思います。
娘は見栄張りな所があり、ゆるい部活より、活躍している部活に属したいと思ったのでしょう。
また、知り合いのいない部活に飛び込むほど積極的ではない人見知りタイプです。
娘の部活選びには
私はこれがやりたい!
私にはこれしかない!
という気持ちが伴っていません。
もちろん、最初からそんなにやりたい事がブレずに決まっている子の方が少ないのかもしれません。
娘のように確固たる理由なしに入部するケースもあるあるだと思います。
やってみようかな、興味があるからこの部にしてみようかな、も中学生の段階では立派な入部理由になると思います。それは間違いではないケースもたくさんあります。
でも娘の場合は違いました。入部を認めた事で、この先に私たち家族に闇のような時間が訪れます…。
部活は、学校生活の中でも大きなウェイトを占めます。小さな挫折や失敗は、思春期の子どもを強く成長させますが、しなくても良い失敗や挫折をして、心身を壊さないようにしなければなりません。
繊細さんと呼ばれる娘のようなタイプの子は、ゆるい部活に属して、しっかり学校での疲れを取れる時間を確保する事も、生存戦略です。
みなと同じように頑張る必要はなく、自分がいかに健康でいられるか、無理をしなくていいか、を基準に置いてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました^^