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基本、ブライアン・イーノ関連は何でも好きです

数日前にXで「ブライアン・イーノが提唱するアンビエントの定義について、簡潔でわかりやすく纏められてる記事」として流れてきた文章をきっかけに、イーノの諸作品をずっと聴いている。

参照した文章にはよく知られたエピソードも多かったが、自分の中で曖昧になっていた「アンビエント・ミュージック」に対するイーノの定義を再確認できた。

自分にとってブライアン・イーノは影響力最上位のアーティスト。気にあるアーティストの陰にはいつもイーノがちらつく。ここにも関わっていたかと呆れるほど。そして、関わる作品のクオリティは往々にして高く、信用できる。雑に言えば、自分の好みなのだ。

そして、上記の文書にも書かれていたが、どんなの高尚そうに見えても、根はポップなのが最大の魅力。よく「ノン・ミュージシャン」と言われるイーノだが、このポップさはアートサイドからは生まれない。ロキシー・ミュージックで羽を背負ってシンセをいじくっていた人だからこそと思える。

あと、ここが一番大切なのだが、イーノは魅力的なボーカリストでもある。だから、アンビエントサウンド・アート的な文脈だけで語られるのも違和感がある。イーノにはもっと歌って欲しいのだ。アルバム『Another Day On Earth』で再び歌ったときは歓喜したが、そこからすでに20年弱経ってしまった。

長年、『Another Day On Earth』はアナログ化を望んでいる。

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