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グリーンファーム 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第13弾として、グリーンファーム愛馬会の募集馬の診断結果を公開する。

特別提供馬を含めて全18頭の募集で、平均スコアは0.23となった。日高系の一口クラブの基準と比較すると若干低めの点数となった。
募集金額とスコアとの相関を見ると、最高募集額4000万円のナスノシベリウスの22が0.00、次点のレディオブフィフティの22が0.10と、このクラブの中で高額となる募集馬2頭はかなり低い評価となっている。

グリーンファームの2020年産のAI馬体診断結果と現在までの競走成績を比較して、AI馬体診断の精度を検証してみる。
2020年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、そこで診断スコア0.80以上の評価を得ていた5頭の中央在籍時の競走成績(2023/08/04現在)を見ると、以下の通りとなっている。
・0.98 ロンリープラネット(中央抹消:5戦0勝 [0-0-0-5])
・0.93 ベファーナ(現役:7戦1勝 [1-0-1-5])
・0.89 シルヴァティカ(現役:4戦1勝 [1-0-1-2])
・0.87 ハーツコンチェルト(現役:6戦1勝 [1-1-2-2])
・0.87 ミラクルティアラ(現役:7戦2勝 [2-2-2-1])

最も診断スコアの高かったロンリープラネットこそ未勝利で既に中央抹消となってしまっているが、その他の4頭は中央で勝ち名乗りを上げている。グリーンファームのこの世代では、募集19頭のうち勝ち上がりが既に10頭ととても優秀な成績なのだが、上位評価5頭に限ると80%とさらに勝ち上がり率が高く、AI診断が非常に良い結果を収められていると言えそうだ。
特に、1勝馬ながらG3青葉賞2着、日本ダービー3着で獲得賞金が1億円を超えているハーツコンチェルトもこの上位評価に含まれているのが高く評価できるところだろう。

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