ナイチンゲール『看護覚え書き』を聴く#224
フローレンス・ナイチンゲールが著した『看護覚え書き』のオーディオ・ブックを配信します。HNS(=防府看護専門学校)の学生・生徒のために作成したオーディオ・ブックですが、HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての人に向けた配信です。ご自由にお聴きください。
#224 :回復期の食欲
回復期の患者の食事だが、原則として食欲は満足させるよりも、腹八分目とし、特に食欲以上を与えるよりは、少な目のほうが安全である。
実際、回復期の食欲を満足させるということは、栄養上の必要量以上を食べることになる。なぜなら病気で消耗した分を取り戻そうとして、食欲の方が消化力を上回っているからだ。
(2024年3月21日配信)
フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale):1820年-1910年・近代医療統計学および看護統計学の始祖。近代看護教育の母。
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