AI（人工知能）に負けない！毎日看護師試験問題演習#043

本コンテンツは，来年2月に行われる『看護師国家試験』に備えるための、防府看護専門学校（HNS）オリジナル・テキストです。HNSの学生・生徒のために作成したテキストですが、解答と解説は人工知能（AI）によって作られたものです。医療現場でもAIとの協働が必至の現在。AIに負けない看護師を養成したいと考えてこのコンテンツを作っています。HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての方に役に立つコンテンツです。どうぞ自由にご利用ください。

#043 ：112回試験「必修問題」第18問

問　胃から食道への逆流を防ぐために、成人が食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。

１）座位
２）仰臥位
３）右側臥位
４）半側臥位

（2024年8月2日配信）

解答と解説はこちら（↓）

解答
胃から食道への逆流を防ぐために、成人が食後30分から1時間程度とるとよい体位は「座位」です。したがって解答は1番です。

解説
胃食道逆流症（GERD）や胃から食道への逆流を防ぐためには、食後に適切な体位を保つことが重要です。以下に各体位について説明します：

1. 座位：

   • 座位は、胃の内容物が重力によって下方に留まりやすくなるため、逆流を防ぐのに適しています。食後に座位を保つことは、逆流性食道炎の予防に有効です【Mayo Clinic】【American Gastroenterological Association】。

2. 仰臥位：

   • 仰臥位（あおむけ）は、胃の内容物が重力に逆らって食道に戻りやすくなるため、逆流を引き起こすリスクがあります。食後すぐに仰臥位になることは避けるべきです。

3. 右側臥位：

   • 右側臥位では、胃の形状と位置から、胃内容物が食道に逆流しやすくなります。これも避けたほうがよい体位です【Cleveland Clinic】。

4. 半側臥位：

   • 半側臥位は、座位ほど効果的ではありませんが、右側臥位よりは良い体位です。しかし、座位のほうが逆流防止には優れています。