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HNS・毎日看護師試験問題#017

本コンテンツは,来年2月に行われる『看護師国家試験』に備えるための、防府看護専門学校(HNS)オリジナル・テキストです。
HNSの学生・生徒のために作成したテキストですが、HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての方に役に立つコンテンツです。どうぞ自由にご利用ください。

#017 :113回試験「必修問題」第17問

問 インドメタシン内服薬の禁忌はどれか。

1)痛風
2)咽頭炎
3)消化性潰瘍
4)関節リウマチ

(2024年6月26日配信)

解答と解説はこちら(↓)

解答
インドメタシン内服薬の禁忌は「消化性潰瘍」です。。したがって解答は3番です。

解説
インドメタシンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一つで、抗炎症、鎮痛、解熱効果があります。しかし、NSAIDsには胃腸障害の副作用があり、特に消化性潰瘍の患者には禁忌とされています。消化性潰瘍を持つ患者にインドメタシンを投与すると、潰瘍の悪化や出血のリスクが高まるため避けるべきです。

他の選択肢については以下の通りです:

  1. 痛風(gout) → 痛風の治療にNSAIDsが使用されることがあります。インドメタシンもその一つとして使用されることがあります。

  2. 咽頭炎(pharyngitis) → 咽頭炎そのものはインドメタシンの禁忌ではありません。ただし、NSAIDsは症状の緩和には使用されることがありますが、基本的な治療法は抗生物質や他の鎮痛薬です。

  3. 関節リウマチ → 関節リウマチの症状緩和にNSAIDsが使用されることが多く、インドメタシンもその一つとして用いられることがあります。



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