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AI(人工知能)に負けない!毎日看護師試験問題演習#092

本コンテンツは,来年2月に行われる『看護師国家試験』に備えるための、防府看護専門学校(HNS)オリジナル・テキストです。HNSの学生・生徒のために作成したテキストですが、解答と解説は人工知能(AI)によって作られたものです。医療現場でもAIとの協働が必至の現在。AIに負けない看護師を養成したいと考えてこのコンテンツを作っています。HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての方に役に立つコンテンツです。どうぞ自由にご利用ください。

#092 :110回試験「必修問題」第17問

問 カルシウム拮抗薬の血中濃度を上げる食品はどれか。

1)牛乳
2)納豆
3)ブロッコリー
4)グレープフルーツ

(2024年10月22日配信)

解答と解説はこちら(↓)

解答
グレープフルーツ。したがって解答は4番です。

解説
カルシウム拮抗薬の血中濃度を上げる食品として知られているのは「グレープフルーツ」です。グレープフルーツには、特定の薬物代謝酵素(CYP3A4)を抑制する成分が含まれており、これによりカルシウム拮抗薬の代謝が遅れ、血中濃度が上昇する可能性があります。したがって、カルシウム拮抗薬を服用している患者は、グレープフルーツの摂取に注意が必要です。

他の選択肢の説明:

  • 1)牛乳: 牛乳はカルシウムを多く含みますが、カルシウム拮抗薬の血中濃度には影響を与えません。

  • 2)納豆: 納豆はビタミンKを多く含み、抗凝固薬に影響を与えることがありますが、カルシウム拮抗薬には直接の影響はありません。

  • 3)ブロッコリー: ブロッコリーもビタミンKを含む野菜ですが、カルシウム拮抗薬の血中濃度を上げることはありません。

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