見出し画像

AI(人工知能)に負けない!毎日看護師試験問題演習#036

本コンテンツは,来年2月に行われる『看護師国家試験』に備えるための、防府看護専門学校(HNS)オリジナル・テキストです。HNSの学生・生徒のために作成したテキストですが、解答と解説は人工知能(AI)によって作られたものです。医療現場でもAIとの協働が必至の現在。AIに負けない看護師を養成したいと考えてこのコンテンツを作っています。HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての方に役に立つコンテンツです。どうぞ自由にご利用ください。

#036 :112回試験「必修問題」第11問

問 健康な成人の白血球の中に占める割合が高いのはどれか。

1)単球
2)好酸球
3)好中球
4)リンパ球

(2024年7月24日配信)

解答と解説はこちら(↓)

解答
健康な成人の白血球の中に占める割合が高いのは「好中球」です。したがって解答は3番です。

解説
白血球は、体内の免疫機能を担う血液細胞で、さまざまな種類があります。これらの白血球の種類とその割合は以下の通りです:

  1. 好中球(Neutrophils)

    • 好中球は白血球の中で最も多く、全体の約50〜70%を占めます。主な役割は、細菌感染に対する防御で、体内の異物や病原体を貪食して破壊します。

  2. リンパ球(Lymphocytes)

    • リンパ球は白血球の約20〜40%を占めます。B細胞、T細胞、およびNK細胞が含まれ、ウイルス感染や腫瘍細胞に対する免疫応答を担当します。

  3. 単球(Monocytes)

    • 単球は白血球の約2〜8%を占めます。体内でマクロファージに分化し、感染部位で病原体や死んだ細胞を貪食します。

  4. 好酸球(Eosinophils)

    • 好酸球は白血球の約1〜4%を占めます。アレルギー反応や寄生虫感染に関与しています。

  5. 好塩基球(Basophils)

    • 好塩基球は白血球の約0.5〜1%を占めます。アレルギー反応や抗原抗体反応に関与しています。

いいなと思ったら応援しよう!