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スパーキングレディーカップ 全頭診断


S
①グランブリッジ
⑨スピーディキック

A
⑥エナハツホ
⑦レディバグ

B
④タガノクリステル
⑤ノーブルシルエット


①グランブリッジ【S】

・1走前エンプレス杯(JanⅡ)
ハイペースで流れ後方で動かず待機したこの馬に展開が向いたとはいえ、3コーナーから仕掛け始めてのロングスパートかつ4コーナーでは大外を回らされる不利もありながら、今回よりレベルの高いメンバー相手に圧勝→素直に評価できる内容

・2走前TCK女王杯(JanⅢ)
小頭数で全頭力を出し切り最後は4コーナーで抜け出した2着馬をしっかり交わす→素直に評価できる内容

唯一の不安点を挙げるなら初距離の1600だが、絶好の枠を引きメンバー構成的にも普通に走っているだけである程度の位置は取れそうなので、今回1番人気想定だが極端な不利なく進めれば馬券内は外せない。


②トキノゴールド【C】

・1走前川崎B1B2クラス
展開は向いたが伸びきれずに1着とは1.3差→評価できる内容ではない

・2走前浦和オープン
明らかにここよりレベルの低いメンバー相手に見せ場なく完敗→評価できない

追い切りは悪くなかったが、自己条件ですら勝ちきれてない現状で、斤量の恩恵もないここは厳しい。


③サイファリス【C】

・1走前金沢重賞
前残りの展開がこの馬には向かなかったとはいえ、9頭立ての9着→評価できない

・2走前金沢重賞
同じく前残りの展開がこの馬には向かなかったとはいえ、11頭立ての11着→評価できない

自分の力は出し切れる状態にあるが、そもそもここでは力不足で厳しいか


④タガノクリステル【B】

・1走前栗東S(オープン)
内で足を溜めたこの馬に展開が向き、1着とは1.1差の2着→評価できるない良いではない

・2走前阪神3勝クラス
前目の内で足を溜めたこの馬には、前残りの展開がばっちりハマり直線では逃げた馬を交わすだけの競馬→着差ほどは評価できない

内目で足を溜めて直線で抜け出す自分の競馬が出来そうなこの枠順はプラス。ここ数戦は器用さも出てきて、このメンバー相手にどこまでやれるか


⑤ノーブルシルエット【B】

・1走前総武S(オープン)
前残りの展開がこの馬にハマりしぶとく粘っての4着→評価できる内容ではない

・2走前ベテルギウスS(オープン)
前が崩れる展開の中、最後までしぶとく粘って5着→評価を落とす内容ではない

展開の利はあって欲しいが、牡馬相手の3勝クラスを完勝後もオープンクラスで⑥⑤④着と毎回渋とく粘っていることから、頭数も減るここですんなり逃げ残ることもあり得る。


⑥エナハツホ【A】

・1走前三宮S(オープン)
牡馬相手でペースも展開もこの馬には厳しく、4コーナーでも馬が前に割り込んでくる形になり失速の不利などを受ける→度外視できる内容


・2走前新潟3勝クラス
前残りの展開の中、外から1頭しぶとく伸びての勝利→素直に評価できる内容

1勝クラスから3連勝の内容は強く、前走は大敗してるが敗因は明らかで、牝馬限定戦のここでは小回りコースと初ナイターさえこなせれば上位もある。


⑦レディバグ【A】

・1走前栗東S(オープン)
スタート後がズブく、最後方からの競馬になり直線を向いた段階でも最後方にいたが、前残り展開の中素晴らしい切れ味を発揮し4着まで追い上げる→評価を落とす内容ではない

・2走前マリーンカップ(JanⅢ)
勝ち馬が完勝も、この馬もいい脚は使っており3着以降とは力の差は明らか→評価を落とす内容ではない

距離延長はこの馬にとってプラス。うまく展開がハマれば勝ち負けまでできる。


⑧ラインオブフェイト【C】

・1走前京都3勝クラス
揉まれ弱いとはいえ負けすぎ→評価できない

・2走前東京3勝クラス
同じく揉まれ弱いとはいえ負けすぎ→評価できない

過去3勝は全て左回りと相性はいいが、転厩初戦で相手強化のここは斤量の恩恵もなく軽視。


⑨スピーディキック【S】

・1走前かしわ記念(Jan1)
この馬にも展開は向いた内容だったとはいえ、後に帝王賞を連覇するメイショウハリオを含めた強いJRA勢を相手に善戦→評価を落とす内容ではない

・2走前フェブラリーS(G1)
勝ち馬は抜けて強かったが、同じ後方待機策をとった2.3着馬と大きな差のない内容。展開は後方勢に向いたが、この馬にとって初めての東京、初めての中央、初めての斤量56など初めて尽くしの中で善戦→全く評価を落とす内容ではない

ここ2戦はG1でJRA勢を相手に完敗をしているがいい経験になったのは間違いない。グランブリッジを除きメンバーレベルが下がるここでは、自己条件に持ち込みすんなり勝ち切る可能性もある



7月5日(水) 川 崎 第11競走

第27回 スパーキングレディーカップ
       【 指定交流・JpnIII 】

ダート1600m(左)3歳以上 別定

川崎競馬のメインコースである1600mは、1400mに比べて4コーナー奥のポケットからスタートし最初のコーナーまでの距離が十分にあるため、枠順の有利不利があまりないコースと言われているが、それでも内枠有利のコースに変わりはない。
また最初のコーナーまでの直線が長いため1コーナーまでのポジション取りが大きな鍵を握るコースであり、外枠に先行馬が揃えば必然とテンの入りは速くる。
力のある逃げ、先行馬はそのまま好走しやすい反面、力の無い馬は脚が上がりやすく、差し馬が有利になりやすいのが特徴的なコース。
またマクリが決まりやすいのもポイント。
【鉄板データ】
4角1番手以内通過の成績が飛び抜けて良い。

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