キュアワンダフルもびっくり!?インフレを抑える?それとも引き起こす?トランプ政策の矛盾
ドナルド・トランプさんが次期アメリカ大統領に決まりましたね。
トランプさんは国内で「減税」を行う一方で、中国に対しては「高い関税」をかける方針を示しています。
また、日本などの友好国にも関税を引き上げるつもりだそうです。
トランプさんの主張によれば、これによってアメリカ国内のインフレが抑えられると考えているようです。
今日はそんな「減税」「関税」そして「インフレ」がどんなふうに関係しているのか、減税と高い関税で本当にインフレが抑えられるのか、わかりやすく掘り下げてみたいと思います。
これらのテーマは一見難しそうですが、実は私たちの日常生活にも密接につながっています。
パンの値段やガソリン代が上がったり下がったりする背景には、こうした政策があるんです。
では、例え話や身近な視点を交えながらお話しするので、ぜひ気軽に読み進めてくださいね!
減税って何?インフレってどういうこと?
まず「減税」とは、国や自治体が課している税金を減らすこと。たとえば、所得税を下げたり、消費税を一時的に0%にすることが考えられます。
これが行われると、私たちの手元に残るお金が増えるため、消費が活発になったり、企業が新しい投資を始めたりします。
次に「インフレ」とは、物価が上がることを指します。例えば、いつも100円で買っていたパンが120円になったら、それはインフレの影響かもしれません。
でも、インフレには良い面と悪い面があります。適度なインフレは「経済が元気」という証拠になる一方で、行き過ぎると生活が苦しくなる原因にもなるんです。
減税をするとインフレが起きる理由
1. お金が増えると、物を買いたくなる
減税が行われると、給料から引かれる税金が少なくなるので、手元に残るお金が増えます。
「ちょっと奮発して新しい電マでも買おうかな」「久々にグラコロバーガー食べちゃおうかな」という気持ちになりますよね。
この「消費の増加」が経済を活性化させる一方で、需要が供給を上回ると価格が上昇してインフレが起きやすくなるんです。
2. 企業も投資を増やす
企業も税負担が軽くなると、「このお金で新しい工場を建てよう」「もっと広告を出して商品を売ろう」と考えるようになります。
こうした投資は経済全体を元気にする良い効果がありますが、短期的には商品の需要が増えすぎて価格が上がる原因になることも。
さらに加わる「関税」の影響
敵対国や戦略的ライバル国からの輸入品に60%もの関税を課し、友好国からの輸入品にも10%の関税を課した場合を見てみましょう。
この政策がどのように物価やインフレに影響するのか、見ていきましょう。
1. 高関税で輸入品の価格が跳ね上がる
たとえば、敵対国や戦略的ライバル国から安価な電子部品を輸入している場合、関税が60%も課されると価格が大幅に上がります。
「えっ、こんなに高くなるの?」と驚くような価格になるかもしれません。
その結果、国内の製品価格も値上げせざるを得なくなることがあり、これが「コストプッシュ型インフレ」という現象を引き起こします。
2. 国内製品の価格も上昇
「輸入品が高いなら、国内製品を買えばいいじゃない」と思いますよね?
でも、国内メーカーも「今なら値上げしても売れるかも」と考えることがあります。
競争が少ない市場では、価格が全体的に上昇する傾向があります。
「国内生産が増えるなら良いことづくめでは?」という反論について
よくある反論として、「高い関税で輸入品が来なくなれば、国内で作れるようになるし、雇用も増える。
利益も国内で回るから良いことづくめじゃない?」という意見があります。
確かに、一見すると以下のようなメリットが期待できます。
国内の工場が稼働して雇用が増える。
国内企業の利益が増え、経済が活性化する。
自国で作ることで経済的自立が進む。
でも、実は話はそう単純ではないんです。
1. 国内生産能力の限界
国内の企業がすぐに輸入品の代わりを生産できるとは限りません。
特に、敵対国や戦略的ライバル国から輸入していた原材料や部品が必要不可欠な場合、それを国内でまかなうには時間やコストがかかります。
その間、供給不足が起きて価格が上がることも。
2. 素材や部品が国内で十分に賄えない可能性
さらに、素材や材料、部品がすべて国内で調達できるわけではありません。
たとえば、スマートフォンに使う半導体や、ネオジムなどのレアアース、生活に欠かせない人生ゲームやわんだふるぷりきゅあ! なぞってかなでて フレンドリータクトなど、実は身近な日用品も多くが海外の素材や製造に頼っていることがあります。
高関税によってこの素材の価格が上がると、人生ゲームやわんだふるぷりきゅあ! なぞってかなでて フレンドリータクトの価格も引き上げられる可能性があります。
スマートフォンもレアアースや部品を海外から調達している場合、関税の影響で値上がりして、スマートフォンが買いづらくなり、X(旧:Twitter)やYoutube動画を見る機会が減ってしまうかもしれません(笑
こうした輸入依存度が高い製品は、関税で輸入コストが増えれば、国内生産をしても製品価格が高騰してしまうんです。
つまり、「自国で作れば安くなる」というのは一部だけ正しい話で、原材料を輸入に頼る製品ではかえって高くなる場合もあるということです。
3. 生産コストの上昇
国内での生産を増やすと、人件費や設備投資にかかるコストが海外よりも高くつく場合がほとんどです。
そのため、製品の値段が最終的に上がり、消費者の負担が増える可能性があります。
4. 報復関税のリスク
高関税をかければ、相手国も報復関税を課してくることが考えられます。
これにより、日本製品の輸出が難しくなり、特に海外市場に依存している企業が大きな打撃を受ける可能性があります。
5. イノベーションの停滞
競争が減ると、企業は安心してしまい、新しい技術や効率化に挑戦しなくなるリスクがあります。
「守られている」という意識が強まると、国際的な競争力が低下する恐れもあります。
良いインフレと悪いインフレの分かれ道
では、これらの政策によって起こるインフレは、私たちの生活にとって良い影響をもたらすのでしょうか?それとも悪影響を及ぼすのでしょうか?
良いインフレの特徴
適度な物価上昇があると、企業の収益が増え、賃金アップにつながる。
新しい雇用が生まれ、失業率が低下する。
デフレ(物価の下落)から脱却し、経済が活気づく。
悪いインフレの特徴
物価が急上昇して、特に低所得層が生活苦に陥る。
賃金の上昇が物価上昇に追いつかない。
貿易収支が悪化し、輸入品価格がさらに高騰。
まとめ:政策はバランスが命!
減税や関税政策、非課税措置は、うまく運用すれば経済を元気にする力があります。
でも、行き過ぎるとインフレが進みすぎたり、社会の不平等が広がったりするリスクも。
キュアワンダフルも心配していますよ!
何事もバランスが大事です!
この記事が少しでも「へぇ~」と思える気づきをお届けできたら嬉しいです。