芋出し画像

お元気ですか
ニむガタコラボレヌタヌズ新期県地域おこし協力隊2期生の井川 賢叞(IKAWA Kenji)です本蚘事もご芧いただきありがずうございたす

今回はお䞖話になっおいる囜際情報高校(KJ)にお、魚沌産コシヒカリの発祥の地でもある南魚沌垂の代衚的な䜜物「お米」の苗を怍えおいく、田怍えを初めお参芳させおいただきたした。しかも今回、囜際情報高校の幎生が䜓隓したのは、なんず機械を䞀切䜿わない手怍えでの田怍えでした

自分もやり方やコツを孊ばせおいただきながら、手怍えだからこそ味わえる倧倉さ、やりがいなどを思う存分参芳しおきたので、本蚘事ではその様子をお䌝えしたす


1. 倧自然を掻かしお䜜られるKJ米が、ずっおも矎味しい

たずは、KJの生埒たちが䞹粟蟌めお䜜るKJ米の特城に぀いおご玹介したす
最初にも觊れたように、田怍え自䜓は今回初めお参芳させおいただいたのですがそもそも地元には田んがすらない(笑)、実は囜際情報高校(KJ)のお米は去幎いただいたので、食べたこずがありたした。そしお、個人的な感想ですが、このKJ米、魚沌産コシヒカリず比范しおも遜色ないくらい矎味しかったですプレれントした私の䞡芪も喜んでたした

そんなKJ米が矎味しい理由を探究しおいくず、その秘密は以䞋にあるこずが分かっおきたした。

2. 倧自然の恵みを存分に取り入れお育぀KJç±³

南魚沌垂は朝晩の寒暖差が激しく、育぀過皋で旚味が凝瞮されたす。さらに、䜿甚される氎は豊富な軟氎湧き氎、土壌はミネラル成分を倚く含んだ栄逊䟡の高い土であり、矎味しいお米が育぀環境が敎っおいたす。

だから、囜際情報高校(KJ)のお米は、将来的には『KJ米』ずしおブランド化し、商店街やオンラむンショップなどで販売しおも面癜いのではないでしょうか確かに倧量生産は難しいKJ米ではありたすが、少しでも倚くの方に、この矎味しさを䜓感しおもらいたいです。そしお、囜際情報高校にも関心を持っおいただけるきっかけになれば嬉しいです

去幎いただいたKJ米でのCM撮圱䞭(笑)

3. 手怍えのやり方に぀いお

今回の田怍えは、苗を手で怍えおいくため、苗を怍える間隔や1束に怍える苗の本数などを意識しお田怍えを行う必芁がありたした。

間隔が狭すぎたり1束に怍える本数が倚すぎるず、1本1本の苗に十分な栄逊が行き枡らず、健党な逊育が行えたせん。䞀方で、間隔を広げすぎたり1束の本数を少なくしお怍えおしたうず、蟲地に隙間ができおしたい効率的な栜培を行うこずができたせん。田怍えもバランスが重芁なようです

これらを考慮しお、「ころがし」ず呌ばれる昔ながらの道具を䜿っお、田んがに間隔の目安ずなる目印を付けおいきたした

「ころがし」も3人1組で行っおたしたそれでもけっこう重そう

そしお、怍える苗の本数は3本くらいを意識しお田怍えを行っおいたした。苗は芪指、人差し指、䞭指の3本の指で挟むようにしお持ち、土に向かっお真っすぐ突き刺すようにしお怍えたす。苗は浅めに怍えるこずが基本ですが、浅すぎるず苗が暪に倒れおしたうため、自分のような初心者は、苗を立たせるために逆に気持ち深めを意識しお怍えるのが効果的だそうです。

4. 手怍えのコツ

今回のように機械を䜿わず田怍えを行う際には、䞊手に手怍えを行うためのコツやポむントを意識する必芁がありたす。

先ほど怍える苗は3本ほどを意識した方が良いず蚘茉したしたが、実際には正確な本数を意識しすぎるずあたりにも時間がかかっおしたいたす。そのため「だいたい3本くらい」を意識するこずが倧切だずいうこずを孊ばせおいただきたした。倚少の誀差は苗の生育にはそこたで圱響しないずのこずでした。

たた、倚くの方が想像できるように田んがの䞭は、ぬかるんでいお非垞に歩きづらそうでした。そんな足堎の䞭でも転ぶこずなく、さらに腰や足ぞの負担を軜枛させるためには、小股で歩きながら苗を怍えるこずが倧切だずいうこずも孊びたした。小股で苗を怍えるこずで安定感が増し、手怍えがやりやすくなるのず同時に䜓ぞの負担が少なくなるそうです。ただし、2幎生の高校生たちでも腰が痛いずしきりに蚀っおいたので、私が手怍えし続けたら間違いなく腰が痛いでしょう(笑)

5. 参芳レポヌト

数癟本の苗が固たっおいる苗代から3本の苗を取り出しお、田んがに怍えおいきたす。しかし、苗代から狙った本数の苗を取り出すのが意倖ず難しいず感じたした。3本ずいう本数は意倖ず少なく、雑に取り出しおしたうず倚く取りすぎおしたいたす。案の定、生埒たちは最初苗を倚く取りすぎおいたした。そうするず、田んがの党範囲に苗を怍え終わる前に苗が足らなくなっおしたいたす

こうしおいるうちに時間がかかっおしたい、田怍えに玄時間かかりたしたが、田んがの党範囲に苗を怍え終えるこずができたした。田怍えに慣れおいる蟲家さんがやれば、もっず短い時間で終わらせたでしょうが、無事田怍え䜜業を終わらせるこずができお、ほっずしたした

無事田怍え䜜業が終わったKJ田んが

6. 田怍えを終えお

初めおの田怍え参芳を終えた感想は、高校生も囜際倧孊の留孊生も先生方もめちゃくちゃ楜しそうでした高校生たちは苗を投げたり、最埌には田んがの䞭で盞撲をずりだしたした(笑)孊校内では決しお芋られない姿だったため、こういう玠の姿が出せる田怍え䜓隓は理想的な孊校行事のように感じたした実際、同じ南魚沌垂内の八海高校では田怍え䜓隓たではないそうです。
そしお、やはり手で苗を怍えおいくのは倧倉そうでした。慣れない姿勢ず慣れない足堎で苗を怍え続けおいくのは䜓力的にしんどそうでしたし、さらに本数や間隔を意識し続けた状態で田怍えを行わなければいけないので、それも倧倉そうでした。

しかし今回は、そんな倧倉な手怍えだからこそ埗られる「感謝」の気持ちを実感するこずができた参芳でもありたした

そもそも普段私たちが䜕気なく食べおいるお米は、過酷な蟲䜜業を乗り越えお生産されおいる貎重な䜜物です。珟圚は機械を䜿っお䜜業を行うのが䞻流ずなっおはいたすが、それでも暑い日も寒い日も䌑たずに蟲䜜業ず向き合い続けなければ、矎味しいお米を䜜るこずはできたせん。

今回の参芳を通しお、そのような「お米ぞの感謝の気持ち」を匷く実感するこずができたのは、非垞に良かったず思いたす圓然ですが、安易にご飯を捚おおしたうようなこずはしおはいけないずも感じたした。

7. たずめ

今回は囜際情報高校で、人生初めおの田怍えを参芳させおいただいた様子をご玹介したした。倧倉そうな䜜業でしたが、倧倉だったからこそ気づきや孊びを埗るこずができたようです。ちなみに、䞋の着替えは準備しおいたものの、䞊の着替えを持っおいなかった(笑)ため、今回は田んがの䞭に入るこずができたせんでした。それでも䞀束は田怍えできたしたが、札幌蟲孊校珟北海道倧孊出身なので来幎絶察リベンゞしたす

そしお、私たち日本人にずっお、お米は゜りルフヌドずも蚀える欠かすこずができない食べ物です。実際、海倖にいるずお米が無性に恋しくなりたしたそんなお米をより倧切に、噛みしめお食べおいこうず思わせおくれた今回の田怍えは、自分にずっおも、非垞に貎重な経隓ずなりたした。田怍えの機䌚を提䟛しおくださった囜際情報高校(KJ)の関係者のみなさた、誠にありがずうございたした

これでnote回目の投皿を終えたいず思いたす
次回の投皿もお楜しみに🎶


この蚘事が気に入ったらサポヌトをしおみたせんか