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〜オークス回顧〜

 本日は牝馬クラシック2戦目のG1オークス🏇のレース回顧をしていきます。

 自分の想定ではスローペースの後傾ラップで、予想前の方にソダシがいて、それをマークするようにルメール騎手騎乗のアカイトリノムスメがソダシをマークして、直線でソダシが先に抜け出して、それを目標にアカイトリノムスメが脚を伸ばしていき差し切る予想でした。

 ですが、実際は武豊騎手騎乗のクールキャットがハナを切りそして、1000m通過は59秒とそこそこ流していき、ステラリアが大外枠ということもあり外外を回されるのを嫌い、瞬時に2番手に入りその後ろにソダシが付ける形となり、鞍上の吉田隼人騎手は折り合いの不安点から逃げる可能性も十分にあるとコメントしていましたが結局、馬群の中に入る流れになり、その後ろにアカイトリノムスメで、勝利したユーバーレーベンは中段後方の真ん中に位置していて、ロングスパートをかけて突き抜けていきました。今回、みんなが最も驚いた3着の16番人気のハギノピリナはほぼ、最後方にいました。
 ラップタイムで見ていくと、まず1000m通過が0.59.9(0.12.2)でその後も(0.12.6)-(0.12.6)-(0.12.6)-(0.12.4)と武豊騎手が綺麗なペースを作っていたんですが、残りの3ハロンで(0.11.3)と一気に早いラップになり、そして東京はここからが坂ですので、こうなると逃げたクールキャットもそうですが、逃げ&先行勢にはとても厳しい流れになり、後方にいた3着のハギノピリナや4着のタガノパッションも上がり1位と2位の脚で突っ込んできているので、差し馬決着と言っても過言ないと思います。そしてユーバーレーベンの勝利ポイントは直線で内の方にいるソダシの方にほとんど馬が集まる形となり、ユーバーレーベンの周りが手薄になり、しっかりとした進路も確保でき、スタミナの怪物であるゴールドシップ産駒であるユーバーレーベンにとっては得意なロングスパートで最も勝ちパターンの競馬に持っていくことができ、結果に結びついたのだと思いました。

 また、勝利したユーバーレーベンはサラブレッドクラブ・ラフィアンの所属馬で、このレースはまさに今年の3月に天国に旅立ったマイネル軍団の総帥である岡田繁幸に捧げる勝利にも感じ、勝利したデムーロジョッキーはウィニングランでも、何度もガッツポーズを天に捧げていたりしていて、印象的で感動しました✨

最後まで記事を読んで頂き誠に有難うございました🙇‍♂️


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