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したしみをこめて

伝えることは内蔵をひっくり返すこと。

皮膚を溶かすこと、暴力的であって、官能的であること

世界に働きかけること

わたしが何かを伝えた次の朝

いつも通りの姿で地球が存在していることに安心すること

いつも、世界はものすごく広いんだなと実感させられている

わたしの身体から発されたことば、書き記した文字…

全ては永遠に残っているものではないかもしれない

だからこそ、わたしの考えていることや思いそのものは事実であると

今、存在しているものであると自分自身が確認したくて

伝えているみたいです。


読んでくれてありがとう。

砂浜にわたしの足跡は永遠に残らないけれど。

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