心の窓から換気して


 曇りに雨の日続きでなんだかからだも心も生活もしけっている日々を過ごしている。それに加えて、季節の変わり目はやたら饒舌になる傾向があるから、しゃべりすぎていないか心配だなぁ。天気の良い日は適度に外の乾いた風を取り込んで、心の換気ができるけれど、雨の日に窓を開けると水浸しになって心が落ち込んでしまうし、向かい風で傘をさすと、びしょびしょになってもう最悪気分落ち込み状態〜。
 でも、季節は巡るものだからしょうがない!ぐらいの気持ちで夏の楽しみを考えよう。

 まずは干した布団に寝たい。干した布団ってどうしてあんなに気持ちがいいのだろう。フカフカの布団にからだ全体をあずけると、空中に浮いているのかもしれないっていうくらい気持ちがいい。幸せピラミッドの上位。

 次に芝生寝転んでまどろんだら最高なんだろうなぁ。(夏はやめといたほうがいい)私は芝生が大好きで、芝生に寝ると地球の全ての生き物と一体化しているような気がして、自分がこの星の一部であることを認識することができる。神秘的な体験。
 そして、クーラーがなくても涼しくなれる方法を考えよう。私はクーラーがあまり得意ではなくて、ニノウデがビー玉みたいにキンキンに冷える感覚が気持ち悪くて好まない…。でも、千波湖のクラフトいちでござを買ったから、これを部屋に敷いて窓を開けて寝たらよさそう。

 最後にちゃんとスピッツの新しいアルバムを買おう。いい加減CDショップの特設コーナーに通ってジャケットを羨ましそうに見つめる生活は恥ずかしいからやめよう。私はいつもこの時期はスピッツが聴きたくなって一日中聴いているんだけど、スピッツ聴くようになってから部屋の観葉植物の成長スピードが上がって驚き。スピッツはなんにもない世界にも簡単に花を咲かせちゃいそう。私は「夏の魔物」と「日なたの窓に憧れて」が好きだから、日当たりのいいベランダのあるアパートに住みたい。(私は窓自体が物としても言葉としても好き)

 今、絶賛しけっちゃってる期だったけど、書いたら少し風通しが良くなったような気がする。そのうち風向きが変わって前髪が逆立っても気にならないくらい楽しい夏になるかもしれないね。

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