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ほくろ治療の「炭酸ガスレーザー」で傷跡に関する悩みが多い理由

こんにちは。
きずときずあとのクリニック、豊洲院院長の「村松英之」です。

怪我、やけど、そして傷跡で悩む患者さんの光となり、そして形成外科をさらに社会に広めるために活動しております。

今回は、「ほくろ」の炭酸ガスレーザー治療についてお話していきたいと思いますので、悩みのある方はぜひ参考にしてみてください。

記事の内容は、以下の動画からもチェックできます。


はじめに

はじめに

今回の記事では、ほくろ治療の1つとして知られている「炭酸ガスレーザー」についてお話しします。

「ほくろ」のトラブルは多い

ほくろは、「皮膚でできる良性のできもので非常に多いできもの」です。 
ほくろの治療は形成外科はもちろん、皮膚科や美容外科など幅広い場所で行えるので、トラブルが多いと言われています。

そんな中、最も多いトラブルが「傷跡」なんです。
切除後や治療後の見た目に納得できず、不安や不満を抱える方が非常に多くいます。

当院では現在美容外科術後の傷跡に対しての治療を行っていますが、患者さんの1/4の方の悩みがこのほくろの除去後の傷跡です。

トラブルが多発する理由

先程も言いましたが、このほくろの治療で一番問題になるのが、切除後の見た目です。

その理由として、世の中には傷跡も残さずほくろが取れると思っている方が非常に多い点が挙げられます。
そして、ほくろをとった後の傷跡について何も言わない医師も多いのです。
特に、炭酸ガスレーザーの治療は悩みを抱えている方が多くいます。

当院にも、そんな傷跡の悩みを抱えている方からの相談や来院が多くあり、今回このお話をさせていただこうと思いました。

炭酸ガスレーザーとは

炭酸ガスレーザーとは

炭酸ガスレーザーは、CO2レーザーとも言います。
10,600nmの波長を持ち、細胞内の水分に反応させることで熱エネルギーを発生させ、目標部位を瞬間的に蒸散させて削ることのできるレーザーです。

炭酸ガスレーザーはほくろやいぼ、盛りあがったシミ(脂漏性角化症)などの治療に適しています。

深部組織や周辺の正常な皮膚にはダメージを与えず、メスを使用する治療と比べて出血がほとんどないので、傷跡が残りにくいのが特徴です。
また、治りが早い治療法としても知られています。

当院の特徴

当院の特徴

当院の特徴としては、以下の2つが挙げられます。

  • ほくろをギリギリで取る

  • 一気にたくさん取らない

それぞれ詳しく解説します。

ほくろをギリギリで取る

まず、当院はできるだけ傷跡をキレイにしたいと思っています。
ほくろは通常、真皮から皮下の中にいるので切除する際には、しっかりと深く削り取る必要もあります。
ただ、深くまで削る場合は、当然傷跡も大きくなるのです。 

当院では、ギリギリでほくろを取ることで小さな傷跡にしています。
ただし、余裕をもって深くまで削り取っているわけではないので、再発のリスクがある点には注意が必要です。
もちろん、このような点は治療の際に必ず説明します。

一気にたくさん取らない

もう1つ、一気にたくさん取らないことも心がけています。
いくら傷跡が小さかったとしても、たくさんの傷跡があれば気になってしまう方もいるでしょう。
また一つ一つの治療に時間がかけられなくなります。

そのため、一気に取ることは基本的にしていません。

通院頻度や回数

皮膚の状態により異なりますが、通常1回で終わります。
何度も通う必要はないため、お仕事や子育てなどが忙しい方であっても、ほくろ治療を受けることが可能です。

もし、ほくろにお悩みの方がいましたら、気軽にご相談くださいね。
相談は、以下のLINEなどから受け付けています。

副作用や危険性について

副作用や危険性について

まず、ほくろ治療は妊娠中の方はおすすめしません。
安全に治療を行うためにも、妊娠中は避けて受診してください。

副作用や危険性については、再発・凹み・肥厚性瘢痕と呼ばれる盛り上がりなどが挙げられます。
また、色素脱失や色素沈着なども気を付けたいリスクの1つです。

当院では、リスクも含めた説明をしていますので、副作用などが不安な方でも安心して治療が受けられます。

治療の流れと費用

治療の流れと費用

続いて、治療の流れと費用を紹介します。

治療の流れ

まずは、局所麻酔を行います。
その後にレーザーで出来物を削っていくので、痛みはほとんどありません。

ダーマスコピーで、出来物が残っていないか確認しながら行います。
終わった後はキズパワーパットを貼り、通常のほくろであれば2週間程度、長くても4週間までには治ります。

治った後は、当院ではエンビロンなどを塗っていただき、1ヶ月後にチェックをして終了です。

費用

ほくろの治療でかかる費用は、以下の通りです。
今後料金改定の可能性がありますので、詳細はクリニックでお聞きください

  • 単発性のほくろや大きなシミ(合計2個まで)…¥22,000
    1個増えるごとに追加…¥5,500

  • 多発性のいぼやシミ 2cmまで…¥22,000
    1mm増えるごとに追加料金…¥1,100

半年以内に再発した場合、レーザー代は無料です。
ただし、診察代などは別途で発生します。

よくある質問

よくある質問

Q1:レーザーのほうがきれいになると聞いたのですが?

A、小さな黒子の場合、レーザー治療を行うことが多いです。
場所やほくろの大きさによっては、手術をしたほうが将来的な傷跡はきれいになることもあります。
そこは医師が判断し、一人一人にあった治療法を提案させていただきますので、安心してください。
ただし、レーザーも白い凹んだ傷跡になります。

Q2:手術後に気をつけることはありますか?

A、手術後は、創部の安静が一番大切です。
当日は、は自宅でゆっくりとされることをおすすめします。
また、飲酒や激しい運動は1週間程度は控えてていただき、1〜2週間程度のガーゼ保護が必要です。

Q3:お化粧はできますか?

A、手術をした部位以外は、その日から化粧が可能です。
手術部位については、1〜2週間程度でお化粧が可能になります。

最後に

最後に

炭酸ガスレーザーは本当に素晴らしいものですが、その分どこでも治療ができる手軽さから、その後の合併症や傷跡で悩む方が多くいます。
当院では、傷跡の治療も可能です。

傷跡が気になる方は、ぜひ当院へお越しください。

公式LINE:https://page.line.me/019jtwyc?oat__id=2693982
公式HP:https://kizu-clinic.com/
公式YouTube:https://www.youtube.com/@kizu_clinic

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