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やけどの初期治療は?まずは水で冷やそう

こんにちは。
きずときずあとのクリニック、豊洲院院長の「村松英之」です。

今回は、やけどの初期治療についてお話ししたいと思います。
やけどは非常に身近なケガの1つですが、強い痛みを伴うケースも多々あり、焦ってしまう方も多くいますよね。

そんなときに落ち着いて対処できるよう、対処法を覚えておきましょう。

記事の内容は、以下の動画からもチェックできます。


やけどが起こるタイミング

やけどが起こるタイミング

まずは、どんなタイミングでやけどが起こるのか解説します。

料理中のやけど

やけどをしてしまうタイミングとしては、料理中が多いですね。
当院にも、主婦やお子さんがいる方がたくさん来てくださいますが、多くの方が料理中にやけどをしています。

お湯がかかったり、油がはねたりすれば手や指をやけどするでしょう。
また、熱いフライパンやヤカンに誤って触れてしまい、やけどをするケースも多々あります。

小さなお子さんのやけど

料理中と同様に多いのが、お子さんのやけどです。
特に、つかまり立ちをはじめたくらいの小さなお子さんの場合、テーブルやキッチンの上にあるポットやヤカンに触れようとしてやけどをすることがあります。

また、鉄板やプレートで調理をしていたり、熱いみそ汁を飲んでいたりする場合にも十分な注意が必要です。
炊飯器やケトルからの蒸気で、やけどをするケースもあります。

お子さんや自分やけどをすると、焦ってしまいますよね。
しかし、まずは落ち着いて対処することが大切です。

やけどってどんなもの?

やけどってどんなもの?

やけどは、熱ダメージによるケガの1つです。
熱が皮膚にダメージを与え、やけどとなります。

やけどの深さ

やけどは、傷害の深さによって以下3つの段階があります。

  • Ⅰ度…表皮まで

  • Ⅱ度…真皮まで

  • Ⅲ度…皮下組織まで

Ⅰ度は表面が赤くなる程度で、跡も残りにくいでしょう。
Ⅱ度は真皮まで傷が達しており、水膨れとなってしまいます。
Ⅲ度は最も重症で、真皮のさらに下にある皮下組織(脂肪があるところ)まで熱によるダメージが達している状態です。

やけどをしたときに大切なこと

やけどをしたとき、最も大切なのは落ち着くことです。
深呼吸をして、正しい対処をしましょう。

また、やけどを悪化させないためには、できるだけ浅いところでダメージを食い止めることが大切です。
Ⅰ度のやけどでも、対処をしなければⅡ度になる可能性があります。

やけどの初期治療

やけどの初期治療

それでは、やけどの初期治療について見ていきましょう。

まずは冷やすことが大切

部分的なやけどの場合は、冷やすことが大切です。
理想は20分、水道水で冷やすことなので、蛇口から出てくる水を患部に当てて冷やし続けましょう。

冷たい水じゃなくても問題ありませんよ。
水ぶくれがある場合は、つぶさないようにしてくださいね。

足や顔など、流水をあてるのが難しい場合は氷がおすすめです。
保冷剤などでも良いので、タオルで包んで冷やしましょう。

酷い場合は病院へ

やけどが酷いときは、病院に行くことをおすすめします。
目安としては、水ぶくれができていたら病院にいくべきです。
やけどの範囲が広く、状態も酷いような場合には迷わず救急車を呼んで対処してもらいましょう。

お近くの皮膚科や形成外科を受診してください。
傷跡も気になるときは、形成外科の受診がおすすめです。

やけどの傷跡治療はぜひ当院へ 

やけどの傷跡治療はぜひ当院へ 

今回は、やけどの初期治療についてお話ししました。
やけどは冷やすことが非常に大切ですが、状態が酷い場合は冷やしても跡が残ってしまう可能性があります。

傷跡が気になる方は、ぜひ当院へお越しください。

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