氣づきの国語辞典「マス」編
鱒→ 「魚」の象形と「酒だるの象形と両手の象
形」(両手で酒だるを捧げて「敬う」の意味か
ら、昔から食べ物として大事にされてきた魚
「ます」を意味する「鱒」という漢字ができた。
益→ 「皿に物を大きく盛り上げた」象形から、
「ます」、「あふれる」を意味する「益」という
漢字ができた。※「益」は「益」の略字。
升→ 「柄杓で物を掬い上げる」象形から、「ま
す」、「量の単位」を意味する「升」という漢字
ができた。
一升餅とは1歳の誕生日を祝い、健やかな成長を
祈る伝統行事のこと。背負わせる一升餅は、重さ
は約2kg。
お餅は昔から出産・誕生・祭り・正月・五節句な
ど、ハレの日に重要なものとして扱われてきた。
一升には「一生」の意味が掛けており、おめでた
いお餅と合わせることで、「一生食べ物に困らな
いように」「一生、健康でありますように」とい
った願いのほか、一升餅の丸く平たい形には「一
生、円満に過ごせるように」という意味合いも込
めれている。
立ち上がれたら身を立てられると考え、座り込ん
だら家にいてくれる・家を継いでくれる、
転んだら厄落としができたと考えるようになって
いるため、どうなろうとも縁起のよいのが一升
餅。
ねばならないがないのが素敵な風習。
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