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kaasan_asa700
氣づきの国語辞典「フン」編
糞→排泄物を田や畑に撒き、綺麗になら
す様子を表す象形文字だといわれている。
粉→「横線が穀物の穂、六点がその実、米」の象
形(「米」の意味)と「刀で切り分ける」象形から
米を砕き分けたもの、「こな」を意味する「粉」
という漢字ができた。
分→「刀で二つに切り分ける」象形から「わけ
る・時間を分ける(時間の単位)」を意味する
「分」という漢字ができた。
岩戸籠りの話。
速須佐之男命(はやすさのおのみこと)は天照大
御神に、「私の心が清く明るいので私の生んだ子
は女子だった。私の勝ちだ」と言って、勝ちに乗
じて天照大御神の耕作する田の畔(あぜ)を壊
し、灌漑用の溝を埋め、また大御神が新嘗の新穀
を食べる御殿に糞をしてまき散らした。
それでも天照大御神はそれをとがめずに善い方に
言い直したが、悪い行いは止まらず、ますますひ
どくなった。
天照大御神が、神聖な機屋(はたや)にいて、神
に献上する御衣を機織り女たちに織らせていたと
きに、速須佐之男命がその機屋の棟に穴をあけ
て、斑ぶち入りの馬を逆剥ぎにして落とし入れた
ところ、機織り女はこれを見て驚き、死んでしま
った。そして、天照大御神はそれを見て恐れて、
天の岩屋の戸を閉じて中に籠もった。
神様も辛いことがあったらひきこもる。
充電したらまた出てきて楽しめばいい!