氣づきの国語辞典おとだま版「ゑ」編
わ行は統合・調和・平和を表すおとだま。
「ゑ」は漢字の「惠(恵)」からできたひらがな。
「ゑ」は漢字にすると「恵(we)」
これもひらがなの成り立ちとおとだまの漢字が一致!
カタカナの「ヱ」は「衛」か「恵」からできたとされている。
「ゑ」の発音は「we」で元々は「え」とは別の言葉だったが、
平安時代から鎌倉時代にかけてゆっくりと同音となっていった。
礎(いしずゑ)、植ゑ、飢ゑ、声、梢(こずゑ)、末、据ゑ、杖(つゑ)
巴(ともゑ)、微笑む、故(ゆゑ)、描く(ゑがく)、餌(ゑさ)などがある。
ゑびす様やヱビスビール、ヱスビー食品、ヱヴァンゲリオンなど
目にする場面は意外とある。
惠とは思いやりや慈しみ。
慈しみとは愛情を持って接すること。
自分のことを大切にできるようになってから
相手への接し方も変わったように思う。
具体的には極度に相手へ敬意を表すことがなくなった。
横柄になったわけではないが、自分を認められるように
なると自分を無理に大きく見せたりすることが不要になった。
今回のおとだまのシリーズで一番学びとなったのは
「ゐ」と「ゑ」
「為」と「恵」というとても大切なおとだまが小さくなっている。
すごく納得してしまった。
このおとだまを大切にしてほしいという声が聞こえた氣がする。
父方の祖母の名前が「みつゑ」さん
カタカナだと「ミツヱ」
この名前に込められたおとだまを知ってすごく温かいものを
感じた。
「あ」から「わ」までの道のり。
「あ」「わ」路
日本という国の始まりの場所。
淡路島。
日本と日本語の密接な関係が見えてくる。
ゑって文字も音も大好きになった。