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氣づきの国語辞典「八」編

「二つに分かれている物」の象形から「わかれ

る」を意味する「八」という漢字ができた。古来

から日本では聖数とされる。

古事記では、高天原から追放されたスサノオノミ

コトは、出雲国へと降り立ち、八岐大蛇を退治し

約束どおりクシナダヒメを娶る。

須賀に宮を造った時に、詠んだ歌が日本最初の和

歌といわれているが、

「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる そ

の八重垣を」

末広がりの形をしていること、8は横にすると∞

になり無限を表す。

中国でも古くから八は非常に重大な意味をもって

おり、紀元前十世紀頃にまとめられた易経におけ

る八卦に関係していて、宇宙のすべては、陰と陽

を八卦で組み合わせることによって生まれると

されている。

「古事記」、また「日本書紀」には、大八島、八

尋殿、八咫烏、八十建,八衢、八重雲、三種の神

器も八咫鏡・八十握剣、八坂瓊。

幸運の数字が7というイメージは西洋から入って

きた。

天地創造の七日目を休養日(日曜日)としたことや

野球のラッキーセブンが由来とされる。八がより

好きになった。

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