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氣づきの国語辞典「ホラ」編

洞→ 「流れる水」の象形と「上下2つの同じ直径

の筒」の象形(「筒」の意味)から、水が通り抜け

る「ほら穴」を意味する「洞」という漢字ができ

た。

法螺→法螺貝のこと。 大げさに言うこと。

でたらめを言うこと。

法螺は、大きな巻貝に穴を開けて吹き鳴らす道具

のことで、昔から吹奏や合図のために用いられて

きた。真言宗や天台宗の法会で用いられたり、山

岳修行で吹く目的は野獣を追い払うためといわれ

ている。

『無量寿経』に「法鼓(ほっく)を扣(たた)

き、法螺を吹く」とあることから元々は「仏様の

説法」のことを指していた。

そこから仏様の説法を独自の解釈を交えながら真

似て話すことで自分が悟ったかのように語る人が

登場する。

法螺を吹くというのは元々高貴な素晴らしい意味

の言葉から来ていたことを今回初めて知った。

そして、それは必ずしもウソではなく、真理を

悟り、行動も伴えば真実となりうるという可能性

を残している人々への期待に満ちた言葉のように

感じた。

健やかに悟ると書いて健悟。

こんな素敵な名前を付けてもらえたことに感謝。

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