口の象形と虎の頭(大きい)と丘(荒れ果てた都や
墓地)の象形から「虚しい」となり、虚しい言葉
として「嘘」ができた。
関東地方では長らく嘘を「おそ」と言っていた
ことから「軽率」や「そそっかしい」を意味する
「をそ」から来たという説や
とぼけて知らないフリをする「嘯(うそぶ)く」
のウソ、または「浮空(うきそら)」の略語とも
いわれる。
奈良時代では「偽り」、平安時代では「空言
(そらごと)」が使われた。
ウソはついてはいけないと教えられるが、
こんなウソならいいのではと思わされるのが
落語の「芝浜」
粋な生き方を教えてくれる落語が大好きだ。
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