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氣づきの国語辞典「メス」編

雌→ 「立ち止まる足の象形と年老いた女性の象

形」(「わずかに開いて踏む」の意味)と「尾の短

いずんぐりした小鳥」の象形(「小鳥」の意味)

から、生殖器がわずかに開いた「めす」を意味す

る「雌」という漢字ができた。

成り立ちが詳しくて面白いな〜。

牝→ 「牝」の文字は、左側に牛の絵文字、右側に

女性の記号「▽」(匕)がある。 「匕」とは指事

詞で、縦に曲がったものが牛の尻尾を表し、真ん

中の短い横線が母牛の生殖器の位置を示してい

る。 「匕」は縦に曲がったものが牛の尻尾を表

し、真ん中の短い横線が母牛の生殖器の位置を示

している。文字の段階的な進化の過程で、「▽」

は柄杓を表す「匕」となった。牛の生殖器の見た

目が「柄杓」に少し似ていることから、「匕」の

文字が定着した。牛のメスをのみ表していた牝と

鳥のメスから来ている雌。面白いよな〜。

漢字って。

神社の建築様式は主祭神が男神か女神かによって

異なるとされている。具体的には屋根にある千木

(ちぎ)と鰹木で見分けることができる。

千木の先端が外剥ぎ(先端を地面に対して垂直に

削る)だと男神、内剥ぎ(先端を地面に対して水

平に削る)だと女神。

また鰹木は平安時代には、大社が8本、中社が6

本、小社が4本という決まりがあったほか、

奇数なら男神、偶数なら女神を祀っていると言わ

れている。

これからは参拝するときに見るようにしよう。

※昨日のメン編と順番が逆になってしまっていま

した。申し訳ありません。

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