氣づきの国語辞典「ムレ」編
群れ→ 「神聖な物を手にする象形と口の象形」
(天子、君主の意味だが、ここでは、「昆」
に通じ、「むらがる」の意味)と「ひつじの首」
の象形から、むらがる羊を意味し、そこから、
「むらがる」、「むれ」を意味する「群」という
漢字ができた。※「羣」は「群」の旧字。
蒸れ→ 「並び生えた草」の象形(「草」の
意味)と「落とし穴の象形とひざまずく人の象形
と両手の象形」と「燃え立つ炎」の象形から、熱
氣が上がって「むす」を意味する「蒸」という漢
字ができた。
大分県由布市にある熊群(くまむれ)神社。
御祭神は天忍穂耳命・伊佐那岐命・伊佐那美命・大山津見命・健磐竜命・保食命・経津主命・市杵・島姫命・罔象女命・武甕槌命。
元永三年(1120年)、安倍実任が大熊を射んとし
たところ後光がさし、ここに阿弥陀仏三尊を祀っ
たことが発祥とされている。
鬼が一晩で築いたという伝説の石段、『鬼の石
段』があるほか、本堂までの道中には、願い事が
叶うといわれる『伝説の大岩』がある。この大岩
は一本の木で何百年以上も持ちこたえていること
から縁起がいいとされ、多くの参拝者が訪れて
いる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?