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yamamoto15
氣づきの国語辞典「浜」編
「流れる水」の象形と「屋根・家屋の象形と人の
象形と子安貝(貨幣)の象形」からここでは、「し
わがよる」の意味から、波が皺のように寄ってく
ることを意味し、そこから、「はま」を意味す
る「浜」という漢字ができた。
※「浜」は「濱」の略字。
祖先を祀る霊廟の中に生贄となった動物の足と宗
教的儀礼で使う道具としての「貝」を供えて神を
迎える。
「浜」という字は浜辺で行う儀礼的な行為を意味
しており、古代の人々は天体の巡りと潮の満ち干
きを読み、海原の上空に群がる鳥たちの様子を眺
めて漁に出る日を決定し、その上で、海の安全と
豊漁を願う儀式を行った。
浜辺に設えた祭壇に供え物を並べて、祝詞や神楽
を奉納し、神を味方につけて、大漁を願った。
また、漁に出ない日は、貝や海草、植物を取り、
衣食住の全てを濱にあるもので満たしていた。
鶴見区に浜という地名がある。おそらく昔に淀川
や寝屋川の支流が流れていたんだろうと思う。