氣づきの国語辞典「ヨ」編
世→ 「漢字の十を3つ合わせた」形から、「三十
年」、「長い時間の流れ」を意味する「世」とい
う漢字ができた。転じて、「世の中」の意味も表
すようになった。
余→ 「先の鋭い除草具」の象形から、「自由にの
びる」を意味する「余」という漢字ができた。
借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、
「我(われ)」の意味にも用いるようになった。
予→ 「機織りの横糸を自由に走らせ通すための道
具」の象形から、「のびやか、ゆるやか」を意味
する「予」という漢字ができた。
代→ また、「こちらから向こうへ糸を押しやる
ことから、「あたえる」の意味も持つようになっ
た。
天地開闢(かいびゃく)のとき生成した7代の神の
総称が神代七代。(かみよななよ)
陽神(男神)と陰神(女神)がある。
古事記においては別天津神(ことあまつのかみ)の
次に現れた十二柱七代の神を神世七代としてい
る。最初の二代は一柱で一代、その後は二柱で一
代と数えて七代とする。
①国之常立神(くにのとこたちのかみ)
②豊雲野神(とよぐもぬのかみ)
③宇比地邇神(うひぢにのかみ)・須比智邇神(すひぢにのかみ)
④角杙神(つぬぐいのかみ)・活杙神(いくぐいのかみ)
⑤意富斗能地神(おおとのぢのかみ)・大斗乃弁神(おおとのべのかみ)
⑥淤母陀琉神(おもだるのかみ)・阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)
⑦伊邪那岐神(いざなぎのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)
神様に性別が生まれたのもこのとき。
いよいよ「よ」編へ!