氣づきの国語辞典「太」編
「両手両足を伸びやかにした人」の象形(「大き
い」の意味)と「2本の横線」(「2倍にする」の意
味)から「大きい上にも大きい」すなわち「ふと
い」を意味する「太」という漢字ができた。
元々、「太」という漢字は「大」の中に小さな
「大」を書いていたといわれている。
社会の授業で扱う「大西洋」と「太平洋」の漢字
の違いはこれで説明することができる。
大きな西側にある海だから「大西洋」
それに対して世界で一番大きな海であるから
「太平洋」
海の大きさをイメージすることで漢字も理解でき
る。
古事記を書いたのが太安万侶。
そしてそこに登場する天照大御神は太陽の神様。
八百万の神々で最高位に位置しているのがこの天
照大御神で、イザナギの左目から生まれたとされ
る。その後、天上世界を治める太陽を司る神とな
り、現在は、伊勢神宮の内宮を代表として全国の
神社に祀られている。また、アマテラスは天皇の
祖神であり、日本で最も重要な神様の一柱とし
て、あらゆる願いを聞き届ける所願成就の神様と
して知られている。
食べ物を太陽の恵みというようにすべての食物は
太陽の力によって育まれている。その源こそ太陽
である。
遠く離れたこの地球までエネルギーを伝えてくれ
る太陽は偉大で人間にとって地球にとって欠かせ
ない存在である。
北風と太陽の話が大好きな校長はやはり太陽のよ
うな存在でありたいと強く願っている。
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